特許
J-GLOBAL ID:200903004992823250

排煙から有害物質を分離するための濾過器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-092933
公開番号(公開出願番号):特開平7-265657
出願日: 1995年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 ごみ焼却炉の範囲で使用するため活性炭、平炉用コークス濾過材等の濾材を用いた濾過器を改良して、濾過槽内にある濾材が濾過操作の間に完仝に水浴中に浸漬するのが防止されるようにする。【構成】 排煙から有害物質を分離するための濾過器は、濾過外被1と、間隔を置いて水平に重ねられ又は垂直に並べて設けられた多数の濾過箱2とを備えている。濾過箱が活性炭、平炉用コークス又は類似物等とすることのできる濾材3を収容している。濾過箱はノズルを介して水が噴務される。それに応じて濾過箱2の被噴霧面が水透過性に構成されている。排煙は、濾過箱2に下から流入する。それに応じて、濾過箱のこの面はガス透過性である。濾過箱2の下方にある捕水箱が垂直ガス貫流管を備えており、集められた水が捕水箱から汲み出されて、水噴務のために再利用される。
請求項(抜粋):
排煙から有害物質を分離するための濾過器であつて、活性炭、平炉用コークス等の濾材を収容した濾過外被と、水を計量添加するための装置と、有害物質で飽和された泥状物のための排出装置と、排煙供給兼排煙排出短管とを備えたものにおいて、濾過外被(1)の内部に間隔を置いて水平に重ねられ又は垂直に並べて設けられた多数の濾過箱(2)が、濾材(3)を収容して取付けられており、濾過箱(2)の壁(4)がおり状に構成されてガス及び水透過性であり、濾過外被(1)の底で、濾過箱(2)の下方に、少なくとも1つの排煙流入短管(5)が設けられており、濾過箱(2)が水平に設けられた実施の場合少なくとも各濾過箱(2)の上方に、又は濾過箱(2)が垂直に設けられた実施の場合少なくとも各濾過箱の片側に、濾過箱充填物(濾材3)に水を噴霧するためのノズル(6)が設けられており、一番下の濾過箱(2)の下方に、又は濾過箱(2)が垂直に設けられている場合この濾過箱(2)の下方に、垂直ガス貫流管(8)を備えた捕水箱(7)が設けられており、この箱から集められた水がポンプ(9)によつて汲み出されて、水噴霧ノズル(6)に供給され、濾過外被(1)の上部に清浄済み排煙のための排出短管(13)が設けられていることを特徴とする濾過器。
IPC (5件):
B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 ,  B01D 53/81 ZAB ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/70
FI (3件):
B01D 53/34 ZAB A ,  B01D 53/34 C ,  B01D 53/34 134 E

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