特許
J-GLOBAL ID:200903005007616330

巻掛伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-266156
公開番号(公開出願番号):特開2003-074364
出願日: 2001年09月03日
公開日(公表日): 2003年03月12日
要約:
【要約】【課題】 予め巻掛伝動部材を高張力とすることなく常に緩みを適切に防止できる巻掛伝動装置を提供する。【解決手段】 クランク軸用プーリとM/G用プーリとの間に配置された第1オートテンショナ27のアーム41は、ベルト25に張力を付与する方向へ捩りばね47により付勢されている。ハウジング40に対してアーム41と反対側に配設されたシリンダ52の、アーム41から遠い方の室に圧縮ばね54が配置され、アーム41に近い方は油路56を介して油圧ポンプ58から油圧が供給可能な油圧室55になっている。アーム41の基部の第1リング部61にはロック用凹部64が形成され、ピストン53と連結された第2リング部63には係止突部65が形成されている。第1オートテンショナ27と共同でM/G用プーリを挟むように配置された第2オートテンショナは、油圧室と圧縮ばねがピストンに対して逆に配置されている。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転出力軸と、該内燃機関とは独立して回転力を出力できる回転手段の回転出力軸とを含む回転軸間の動力伝達を仲介する巻掛伝動部材を備えた巻掛伝動装置であって、前記巻掛伝動部材に対する張力付与状態と張力非付与状態とに切り換え可能な2つの張力付与手段を、前記回転手段を挟んで前記巻掛伝動部材に対して配置し、前記内燃機関の回転出力状態と前記回転手段の回転出力状態とに応じて変化する前記巻掛伝動部材における緩み側に対して選択的に張力を付与可能に構成し、前記各張力付与手段は、先端側で前記巻掛伝動部材を受けるとともに揺動可能に設けられたアームと、前記巻掛伝動部材に張力を与える方向へ前記アームを付勢する付勢手段と、前記アーム側に設けられた第1係止部材と、前記第1係止部材に対して係止する位置又は離脱する位置とへ相対移動可能な第2係止部材とを備えるとともに、付勢部材と、前記内燃機関により駆動される油圧ポンプにより発生されて前記付勢部材の付勢力に対抗する油圧とにより、前記両係止部材の係止と離脱とを切り換え可能な切換手段とを備えることを特徴とする巻掛伝動装置。
IPC (4件):
F02B 67/06 ,  F16H 7/02 ,  F16H 7/08 ,  F16H 7/12
FI (5件):
F02B 67/06 A ,  F02B 67/06 F ,  F16H 7/02 Z ,  F16H 7/08 Z ,  F16H 7/12 A
Fターム (6件):
3J049AA04 ,  3J049BB15 ,  3J049BB25 ,  3J049BB26 ,  3J049BB31 ,  3J049CA03

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