特許
J-GLOBAL ID:200903005009873810

予後法のプロトコル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-508989
公開番号(公開出願番号):特表2002-536626
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】トランスフォーミング成長因子アルファ(TGF-α)または上皮細胞成長因子受容体(EGFR)の一方または両方の発現レベルが、腫瘍組織のサンプルから直接評価される、頭部および頚部扁平上皮細胞癌の予後において特別な実用性を有する癌の予後法。一旦定量された発現レベルは、標準に関して正規化され、標準化された発現レベルは、TGF-α標準の約83%の予後閾値、またはEGFRの標準の約23%の予後閾値、あるいは計算方法とは無関係に“低い”三分位数の対応する上限閾値と比較される。この低い発現レベルを示す全ての患者ではないにしても、実際上全ての患者は、最初の診断後少なくとも5年間生存して扁平上皮細胞頭部および頚部癌に対して標準的な外科腫瘍摘出および放射線プロトコルによる処置が終了したと考えられる。個々の患者のTGF-αおよびEGFRの発現レベルがこのカテゴリーの中にあるかまたは外にあるかは、患者がそれぞれ良好なまたは劣った予後カテゴリーにあることを意味し、これは次に治療法の適切な選択を手引きする。
請求項(抜粋):
既に悪性腫瘍を有すると診断されている患者において患者の治療法を予測(予後)するための診断方法であり、この方法が、下記の工程: a)患者から悪性細胞のサンプルを入手する工程、 b)前記サンプル中のTGF-αおよびEGFRからなる群から選択されたタンパク質の発現を定量する工程、 c)前記工程b)で定量された値を標準に関して正規化し、標準に関して正規化された百分率発現を与える工程、 d)前記標準に関して正規化された百分率発現が、計算可能な生存曲線で決定して、劣ったまたは良好な予後カテゴリーに該当するかどうかを評価する工程を含み、 前記工程d)で行われた評価が、前記患者における治療アプローチを決定する際に予後の有意性を有することを特徴とする前記患者の治療法を予測(予後)するための診断方法。
IPC (2件):
G01N 33/574 ,  G01N 33/567
FI (2件):
G01N 33/574 Z ,  G01N 33/567

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