特許
J-GLOBAL ID:200903005012672028

磁気センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-198819
公開番号(公開出願番号):特開2002-014176
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】 磁性体と非磁性体とを問わず検出可能でかつ低コストで製造可能な磁気センサを提供する。【解決手段】 この磁気センサによれば、被検出物体が「磁性体」であっても、「非磁性体」であっても、それに対応する位相タイミングでもって、位相検波することで、インピーダンスの変化を損失分(抵抗成分)とインダクタンス成分とに分解した形で検出し、しかも、どちらの被検出物体においても発振振幅のレベルを検出することで物体の有無を検出することができる。また、インダクタンス分と損失分に分離することで、温度特性を補償しやすくなる。非磁性体に関しては、損失分を取り除いたインダクタンス分だけで検出を行った方が温度特性は良いからである。
請求項(抜粋):
発振回路と、前記発振回路で生成した高周波信号にて励磁される検出コイルと、前記高周波信号の電圧又は電流のうちの一方に係る交流成分のゼロクロスポイントを始点として、半周期おきに、前記検出コイルの両端子間の電圧又は電流ののうちの他方に係る検出信号の有効化処理と無効化処理とを繰り返して行う第1モードと、前記ゼロクロスポイントから90度位相が進んだ点を始点として、半周期おきに、前記検出信号の有効化処理と無効化処理とを繰り返して行う第2モードとに切り替え可能な前記半周期有効化回路と、前記半周期有効化回路を、前記第1と第2の各モードに切り替えるための切替手段と、前記半周期有効化回路により前記有効化処理された検出信号を、積分処理する積分回路とを備え、前記積分回路が出力した信号が、所定の基準値を超えたか否かを判別する判別手段とを備えたことを特徴とする磁気センサ。
IPC (2件):
G01V 3/10 ,  G01N 27/72
FI (2件):
G01V 3/10 E ,  G01N 27/72
Fターム (7件):
2G053AB01 ,  2G053AB21 ,  2G053BC02 ,  2G053BC14 ,  2G053CA03 ,  2G053CB08 ,  2G053CB25

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