特許
J-GLOBAL ID:200903005016227762

方向地絡継電器の試験方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-280853
公開番号(公開出願番号):特開2003-087963
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 零相蓄電器から取り込む零相電圧と零相変流器から取り込む零相電流から各負荷系統の地絡保護を行う方向地絡継電器の動作特性試験では、零相蓄電器が固定形の場合受電遮断器を開放する必要があり、受電設備全体が停電となる。零相蓄電器が母線から切り離し可能な場合、他の母線の方向地絡継電器が誤動作する恐れがある。【解決手段】 試験装置7Aには零相蓄電器4と同等の零相電圧信号を発生できる電圧発振器9を設け、零相蓄電器から各方向地絡継電器6への零相電圧印加を個別に接・断可能にするテスト端子8を設け、試験に際して、試験対象となる方向地絡継電器のテスト端子を開放して電圧発振器から零相電圧信号を印加すると共に、フィーダ遮断器3を開放して零相変流器5に零相電流を供給して動作特性試験を行い、他の方向地絡継電器には零相蓄電器から系統の零相電圧を印加しておく。
請求項(抜粋):
母線から複数のフィーダ遮断器を通してそれぞれの負荷に配電する配電系統に設けられ、零相蓄電器から取り込む前記母線の零相電圧と前記フィーダ遮断器の負荷側に介挿した零相変流器から取り込む零相電流から各負荷系統の地絡保護を行う方向地絡継電器の試験方式であって、動作特性試験装置は、前記零相蓄電器と同等の零相電圧信号を発生できる電圧発振器を設け、前記零相蓄電器から各方向地絡継電器への零相電圧印加を個別に接・断可能にするテスト端子を設け、試験に際して、試験対象となる方向地絡継電器の前記テスト端子を開放し、該方向地絡継電器には前記電圧発振器から零相電圧信号を印加すると共に、前記フィーダ遮断器を開放して前記零相変流器に零相電流を供給して動作特性試験を行い、他の方向地絡継電器には前記零相蓄電器から系統の零相電圧を印加しておくことを特徴とする方向地絡継電器の試験方式。
IPC (2件):
H02H 3/38 ,  H02H 3/347
FI (2件):
H02H 3/38 B ,  H02H 3/347 A
Fターム (6件):
5G058AA02 ,  5G058BB02 ,  5G058CC02 ,  5G058CC06 ,  5G058EF03 ,  5G058EH01

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