特許
J-GLOBAL ID:200903005020795295
単列テーパ付ローラ軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302040
公開番号(公開出願番号):特開平10-260196
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、軸方向両方向のスラスト荷重を支える能力を有する単列テーパ付ローラ軸受を提供することを目的とする。【解決手段】 軸受は、ハウジングに取り付けられたカップと、アクスルシャフトに嵌着されたコーンと、単列に配置されたテーパ付ローラを含む。カップは、そのレース面の大径側端部にスラストリブを有し、別のスラストリブが、コーンレース面の小径側端部に設けられる。一方向のスラスト荷重はレース面で受けられ、他方向のスラスト荷重はリブを介して受けられる。カップは、回転軸に向けてカップレース面を越えた位置に開口し速度センサを収容する傾斜穴を有する。励起リングは、コーンと共に回転し、センサに角速度に応じた周波数のパルス信号を生成させる。励起リングは、リブリングの一部であってもよく、あるいは、ロック用カラーに設けられてもよい。
請求項(抜粋):
軸周りの回転を可能とする軸受であって、前記軸に向けて内向きに設けられ、テーパ状に形成されて小径端と大径端とを有するレース面を有するカップと;前記カップレース面に向けて外向きに設けられ、同様にテーパ状に形成されて小径端と大径端とを有し、該大径端は前記カップレース面の大径端側にあり、該小径端は前記カップレース面の小径端側にあるレース面を有するコーンと;前記カップに対して固定位置に取り付けられ、前記カップレース面の大径端を越えた位置に配置された第1のスラストリブと;前記コーンに対して固定位置に取り付けられ、前記コーンレース面の小径端に配置された第2のスラストリブと;前記カップ及びコーンのレース面の間に単列に配置され、これらレース面とテーパ状側面に沿って接触し、前記第1のスラストリブに沿って配置された大径側端面と、前記第2のスラストリブに沿って配置された小径側端面とを有するテーパ付ローラと;前記カップにより担持され、前記軸に向けて前記カップレース面の小径端を越えた位置に配置された速度センサと;前記コーンに対して固定位置に、前記コーンレース面の小径端を越えた位置で前記速度センサに向けて取り付けられ、回転する際、前記センサにその角速度に応じた周波数のパルス信号を発生させることができる励起リングと;を備える軸受。
IPC (3件):
G01P 3/488
, B60B 35/18
, F16C 19/36
FI (3件):
G01P 3/488 L
, B60B 35/18 A
, F16C 19/36
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