特許
J-GLOBAL ID:200903005022248623
アンチスキッド制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-312252
公開番号(公開出願番号):特開平7-165052
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 前輪または後輪のいずれか一方の車輪速度の落込みを小さくし、操舵性または安定性の向上と、停止距離の短縮とを図る。【構成】 前輪の制動油圧の増減サイクルTn毎に、前輪の車輪速度VFが予め定める加速度G1以下となる値を求め、その車輪速度VFの前回の値V(n-1)と、今回の値Vnとから、任意の時点tにおけるスリップ限界速度V2が、V2=Vn-(V(n-1)-Vn)・t/Tnから演算され、このスリップ限界速度V2に基づいて後輪の制動油圧が制御される。このようにして、後輪は、ロックの徴候が現れた時点で所定の制動油圧を減圧し、これによって後輪の車輪速度の大きな落込みが防止でき、したがって安定性を向上することができる。
請求項(抜粋):
各車輪速度が、少なくとも車体速度に基づいて予め定められるスリップ基準以下となるとロック判定を行い、それぞれの車輪の制動油圧を減圧するアンチスキッド制御方法において、車体の左および右の各側の前後輪を一対として、左右各側毎に、前輪または後輪のいずれか一方の制動油圧を、その車輪速度と、少なくとも前記スリップ基準とに基づいて制御し、前記制御による前記いずれか一方の車輪の加速度に基づいてスリップ限界速度を演算し、前記前輪または後輪のいずれか他方の制動油圧を、その車輪速度と、少なくとも前記スリップ限界速度とに基づいて制御することを特徴とするアンチスキッド制御方法。
IPC (2件):
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