特許
J-GLOBAL ID:200903005024078903

免震装置及びこの免震装置が取り付けられた軽重量構造物の免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 民安
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-319015
公開番号(公開出願番号):特開平11-141597
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 滑り支承や、上下の支承板の間に球体を介在させることにより免震させる場合には、台風等のように強い風圧が構造物に作用した場合には、該風圧により構造物全体が揺れる場合がある。【解決手段】 基礎コンクリート5に固定されてなる下部支承板2と、構造物の土台に固定されてなる上部支承板3とを少なくとも有し、上記上部支承板3には鉛直方向に上側貫通孔3bが形成され、上記下部支承板2にはこの上側貫通孔3bに対応した位置に下側貫通孔2b若しくは凹部が形成されてなるとともに、上記上部支承板3上には、上記上側貫通孔3bから下側貫通孔2b又は凹部内に挿通されてなる挿通部9aと、この挿通部9aの上方に形成されてなる玉受け部9bと、を有してなる挿通ピン9と、上記玉受け部9bの上面に載置されてなる球体10と、地震の振動による上記玉受け部9b上の球体10の落下により上記挿通部9aの下端を少なくとも上記下側貫通孔2b若しくは凹部内から上方に移動させる弾性部材11と、を有してなる風揺れ防止装置4を備えてなる。
請求項(抜粋):
基礎コンクリートに固定されてなる下部支承板と、構造物の土台に固定されてなる上部支承板とを少なくとも有し、上記上部支承板には鉛直方向に上側貫通孔が形成され、上記下部支承板にはこの上側貫通孔に対応した位置に下側貫通孔若しくは凹部が形成されてなるとともに、上記上部支承板上には、上記上側貫通孔から下側貫通孔又は凹部内に挿通されてなる挿通部と、この挿通部の上方に形成されてなる玉受け部と、を有してなる挿通ピンと、上記玉受け部の上面に載置されてなる球体と、地震の振動による上記玉受け部上の球体の落下により上記挿通部の下端を少なくとも上記下側貫通孔若しくは凹部内から上方に移動させる弾性部材と、を有してなる風揺れ防止装置を備えてなることを特徴とする免震装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 331 ,  G01V 1/18
FI (4件):
F16F 15/02 A ,  F16F 15/02 L ,  E04H 9/02 331 Z ,  G01V 1/18
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る