電流制御型素子用駆動装置

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：永井冬紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-022032
公開番号（公開出願番号）：特開2001-217700
出願日： 2000年01月31日
公開日（公表日）： 2001年08月10日
要約：

【要約】【課題】駆動用トランジスタの一方が逆方向にオンされている状態で他方の駆動用トランジスタをターンオンさせるとき、他方の駆動用トランジスタのターンオン速度を遅くする。【解決手段】駆動用トランジスタT1がオフしている状態でスイッチング回路107および第2スイッチング回路111の出力をオフさせると、駆動用トランジスタT2がオフして誘導性負荷L1から逆起電力が発生される。この逆起電力により図示のP点の電位が上昇し、P点の電位が駆動用トランジスタT1のベース端子の電位にダイオード11の順方向ドロップ電圧を加えた値よりも高くなると駆動用トランジスタT1が逆方向にターンオンする。この状態でスイッチング回路107および第2スイッチング回路111の出力をオンさせると(図3のt4)、駆動用トランジスタT2が素早くターンオンを始める。遅れ時間tD2経過後(図3のt45)に第2スイッチング回路111の出力をオフさせると、駆動用トランジスタT2のベース端子に供給される電流が減少してターンオン速度が遅くなる。

請求項（抜粋）：

誘導性負荷に対して上アーム側に位置して第1の方向に駆動電流を供給する第1の電流制御型トランジスタと、前記第1の電流制御型トランジスタと直列に接続され、前記誘導性負荷に対して下アーム側に位置して前記第1の方向と異なる第2の方向に駆動電流を供給する第2の電流制御型トランジスタと、前記第1の電流制御型トランジスタの制御端子に駆動電流を供給する第1の駆動手段と、前記第2の電流制御型トランジスタの制御端子に駆動電流を供給する第2の駆動手段と、前記第1の電流制御型トランジスタおよび前記第2の電流制御型トランジスタの少なくとも一方に対して、前記電流制御型トランジスタが前記誘導性負荷を駆動する向きと逆方向にオンするように前記誘導性負荷から生じる逆起電力による電流を前記電流制御型トランジスタの前記制御端子に供給する保護手段と、前記保護手段により前記一方の電流制御型トランジスタが前記逆方向にオンされている状態で他方の電流制御型トランジスタをターンオンさせるとき、前記他方の電流制御型トランジスタの前記制御端子に供給する前記駆動電流を変化させる電流変化手段とを備えることを特徴とする電流制御型素子用駆動装置。

IPC (3件)：

H03K 17/64 , H03K 17/00 , H03K 17/66

FI (3件)：

H03K 17/64 , H03K 17/00 C , H03K 17/66 C

Fターム (29件)：

5J055AX27 , 5J055AX32 , 5J055AX55 , 5J055AX64 , 5J055AX65 , 5J055BX16 , 5J055CX13 , 5J055CX20 , 5J055DX04 , 5J055DX60 , 5J055DX84 , 5J055EX06 , 5J055EX07 , 5J055EX11 , 5J055EY01 , 5J055EY10 , 5J055EY12 , 5J055EY17 , 5J055EY21 , 5J055EY29 , 5J055EZ04 , 5J055EZ07 , 5J055EZ10 , 5J055EZ20 , 5J055EZ21 , 5J055EZ25 , 5J055EZ63 , 5J055GX01 , 5J055GX04

引用特許：

出願人引用 (1件)

電流制御形半導体装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-217427 出願人：日産自動車株式会社

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