特許
J-GLOBAL ID:200903005024507642

タービンロータを蒸気冷却するためのボアチューブアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338991
公開番号(公開出願番号):特開2000-297659
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】タービンの高温ガス路部品を冷却するための蒸気の供給と帰還に関して改善、改良を提供する。【解決手段】冷却用の蒸気をタービンホイール38,40,42,44の高温ガス部品に供給し、使用後の冷却用蒸気を戻すためにタービン用の軸方向ボアチューブアセンブリ48を設ける。一対の内側チューブ52と外側チューブが内側の帰還流路の回りに同心の蒸気供給流路を定める。これらチューブの前方端は、第一の組と第二の組の半径方向チューブと連通している複数の組の周辺ホールを有するエンドキャップアセンブリと連通しており、これにより、同心流路からの冷却用蒸気がバケットを冷却するために半径方向チューブに供給され、一方バケットからの帰還蒸気はエンドキャップの第二の組の開口を介して同軸の帰還流路中に流される。エンドキャップには渦流排斥羽根を含む半径方向-軸方向流れ変換用装置が設けられている。
請求項(抜粋):
タービンバケットを装着した複数のタービンホイールを含み、ある軸の回りで回転可能なロータを有するタービンにおいて、冷却用媒体を前記タービンホイールのうちの少なくとも1つのバケットに向けて搬送し、使用後の冷却用媒体をリターンに向けて搬送するためのボアチューブアセンブリであって、互いに離隔され前記軸に関して同心であり、冷却用媒体を1つの軸方向に搬送する第一の流路および使用後の冷却用媒体を前記1つの方向とは反対の軸方向に搬送する第二の流路を規定している細長い外側チューブおよび内側チューブと、第一および第二の流路とそれぞれ連通している円周方向に離隔された第一の組および第二の組のそれぞれ複数の開口を有する、前記チューブアセンブリの1つの端に隣接するエンドキャップと、前記エンドキャップ内の前記第一の組および第二の組の複数の開口とそれぞれ連通しており、冷却用媒体を前記1つのタービンホイールのバケットに分配し、使用後の冷却用媒体をエンドキャップおよびボアチューブアセンブリを経てリターンに搬送する、前記ロータによって担持され円周方向に離隔されて半径方向に延びる第一の組および第二の組のそれぞれ複数の通路とを含む、前記ボアチューブアセンブリ。
IPC (2件):
F02C 7/18 ,  F01D 5/08
FI (2件):
F02C 7/18 E ,  F01D 5/08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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