特許
J-GLOBAL ID:200903005029716800
チャープ信号を用いた変調信号周波数拡散通信方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-135664
公開番号(公開出願番号):特開平8-307375
出願日: 1995年05月11日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 回線制御手順として時分割多重アクセス制御方式(TDMA方式)を用いる無線通信システムにおいて、時間軸上で周波数が連続的に変化するチャープ信号を用いて子局から送信される変調信号をTDMAバースト単位で周波数拡散することにより無線回線上の信号電力密度を低減し、その子局から他の無線通信システムへの干渉雑音の影響を除去できる無線通信システムを構成することを目的とする。【構成】 子局群の個々の子局から伝送される変調信号に対し、時間軸上で周波数が連続的に変化するチャープ信号をTDMAバースト単位で乗積し、変調信号の搬送波周波数を時間軸上で連続的に変化させて周波数軸上で一定の帯域幅に拡散することにより、その子局からの送信信号の信号電力密度を低減させ、一方、親局では、該当する子局からの周波数拡散受信信号に対し、子局側とは逆特性を有するチャープ信号をTDMAバースト単位で乗積して復調信号を検出することにより、子局から親局への上り回線における子局から他の無線通信システムへの干渉雑音を軽減するように構成されている。
請求項(抜粋):
複数の子局と、該子局群との間で無線通信を行なう親局とから構成され、回線制御手順として時分割多重アクセス制御方式(TDMA方式)を用いる無線通信システムにおいて、該子局群の個々の子局から伝送される変調信号に対し、時間軸上で周波数が変化するチャープ信号をTDMAバースト単位で乗積し、該変調信号を該子局から該親局へのTDMAバースト送信区間に亘り時間軸上で搬送波周波数を変化させ、周波数軸上で所定の帯域幅に拡散することにより、該子局からの送信信号の信号電力密度を低減し、該親局では該子局から伝送される周波数拡散信号を受信し、該周波数拡散受信信号に対して、該子局で用いた時間軸上で周波数が連続的に変化する該チャープ信号の逆特性を有するチャープ信号を、別途検出したTDMAバーストタイミング情報を用いてTDMAバースト単位で乗積することにより、該周波数拡散された受信信号から変調信号を検出し、該検出された変調信号から該親局の有する復調器を用いて復調信号を検出することを特徴とする変調信号周波数拡散通信方式。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 3/00 H
, H04B 7/15 C
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