特許
J-GLOBAL ID:200903005032629285

A/D変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-033051
公開番号(公開出願番号):特開平6-252768
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で、かつ高精度なD/A変換器を必要とせずに、高精度なA/D変換を可能としたA/D変換装置を提供する。【構成】 アナログ減算器10と、積分器11と、量子化器12と、D/A変換器13とを備え、D/A変換器13は、量子化器12出力を1ビット信号列に変換するデコーダ14と、デコーダ14の出力をそれぞれアナログ信号に変換する1ビットD/A変換器列15と、1ビットD/A変換器列15の出力を総合し減算器10の減算端子へ出力するアナログ加算器16とでなる。【効果】 デコーダの出力を、量子化器出力の値に応じた数の1ビット信号が巡回するような出力とすることで、量子化器の出力値と特定の1ビットD/A変換器との相関を無くし、各1ビットD/A変換器間の出力にバラツキがある場合でも、信号帯域での歪やノイズの発生を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
2つのアナログ信号を入力とし両者の差を出力する減算器と、前記減算器のアナログ出力を積分する積分器と、前記積分器の出力をディジタル信号に変換する量子化器と、前記量子化器のディジタル出力を該信号の値に対応した1ビット信号列に変換するデコーダと、前記デコーダの出力をそれぞれアナログ信号に変換する1ビットD/A変換器列と、前記1ビットD/A変換器列の出力を総合して前記減算器の減算端子へ出力するアナログ加算器とを備え、アナログ入力を前記減算器の加算端子へ入力し、ディジタル出力を前記量子化器より出力し、前記デコーダの出力を、前記量子化器の出力の値に応じた数の1ビット信号が巡回するような出力としたA/D変換装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-078934
  • 特開昭61-187835

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