特許
J-GLOBAL ID:200903005033532390

データ復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-019138
公開番号(公開出願番号):特開平5-347644
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】全デジタル回路されシンボル同期および周波数ずれ補正を行うDPSK信号のデータ復調装置を提供する。【構成】データ復調装置は、位相検出手段101と遅延手段102と位相差検出手段103とでπ/4QPSK信号rをN相のクロック信号clkに同期して遅延検波した位相差信号p3を生じ、この位相差信号p3を判定手段104によって判定データd1に再生する。判定誤差2乗手段112は、位相差信号p3と判定データd1から判定誤差eaを求める。信号処理手段107A等が、この判定誤差eaに基づいて、判定データd1の適切なサンプリング位相s1を計算する。サンプリング手段111は、サンプリング位相s1のタイミングで判定データd1をサンプリングし、シンボル同期のとれた復調データd2を得る。
請求項(抜粋):
差分符号化位相変調された受信信号の位相と前記受信信号の中心周波数にほぼ等しい基準信号の位相とを比較して前記受信信号の位相を検出し前記受信信号のシンボル周期をN(Nは正整数)相に分割したクロック信号の供給ごとに検出された前記受信信号の位相をサンプリングしてパラレル信号形式の位相信号とする位相検出手段と、前記位相信号に前記シンボル周期に等しい長さの遅延を与えて遅延位相信号を生じる遅延手段と、前記位相信号から前記遅延位相信号を減算して位相差信号を生じる位相差検出手段と、前記位相差信号に応答して前記位相差信号の位相判定結果である判定データを生じる判定手段とを備えるデータ復調装置において、前記データ復調装置が、前記位相差信号と前記判定データとに応答して前記位相差信号の位相と前記判定データの判定位相との差に基づく判定誤差を計算する判定誤差計算手段と、対応する相の前記クロック信号の供給ごとに前記判定誤差を加算して判定誤差の和を生じるとともにクリア信号を受けて前記判定誤差の和をクリアするN個の判定誤差加算手段と、サンプリング信号の供給ごとに対応する前記判定誤差加算手段からの前記判定誤差の和をそれぞれ記憶するN個の判定誤差レジスタと、サンプリング位相信号を格納するサンプリング位相レジスタと、前記クロック信号および前記サンプリング位相信号の指示する位相で前記判定データをサンプリングしてシンボルレートの復調データを生じるサンプリング手段と、前記N個の判定誤差レジスタの各各から前記判定誤差の和をそれぞれ読み出す読み出し手段,これら判定誤差の和の各各に応答して前記サンプリング位相信号を所定の計算手法により計算するサンプリング位相計算手段および前記サンプリング位相信号を前記サンプリング位相レジスタに格納する格納手段を含む信号処理手段とをさらに備えることを特徴とするデータ復調装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04J 3/00

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