特許
J-GLOBAL ID:200903005039388771

埋込み型アクセスポート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230113
公開番号(公開出願番号):特開平5-200107
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 隔膜に対するアクセスを同時に妨害することなく、患者の皮膚を通じて隔膜の相対的位置が判断可能である。【構成】 隔膜17、18を通じて流体キャビティ40、42内に注入された流体は、遷移領域65、65aを通って流動し、遷移領域における断面面積は対応する流体キャビティ40、42から平滑に縮小する。ロックスリーブ80が出口ステム20上を滑動するカテーテル70に半径方向内方の圧力を付与し、カテーテル70が出口ステム20に確実に取り付けられた状態を維持する。キャップ14の頂部壁16は、隔膜17、18の間に配置されかつこれら隔膜に隣接する高くなった位置決めリッジ24を備えている。埋込み箇所で患者の皮膚を触診する医者は、位置決めリッジ24を使用して各隔膜17、18を異なるように位置決めしかつ識別し、リッジは、患者の組織の何れの領域をも囲繞しないことで組織の壊死を阻止し得るような形状にしてある。
請求項(抜粋):
患者の皮膚の下に埋込み得る埋込み型アクセスポートにして、患者の皮膚を穿刺する針と、二重内腔カテーテルの選択された1つの内腔の基端との間を反復的にかつ非破壊的に流体連通させる埋込み型アクセスポートにして、(a)第1の流体キャビティ及び第2の流体キャビティを包み込む、針が貫通出来ないハウジングであって、前記ハウジングを介して前記第1の流体キャビティに連通する第1のアクセス穴と、前記ハウジングを介して前記第2の流体キャビティに連通する第2のアクセス穴とを形成するハウジングと、(b)前記ハウジングにより保持され、前記第1のアクセス穴を密封する第1の針貫通可能な隔膜と、(c)前記ハウジングにより保持されかつ前記第2のアクセス穴を密封する第2の針貫通可能な隔膜と、(d)基端にて前記ハウジングに接続され、その末端にて前記カテーテルの基端を受け入れ得る形状とした出口ステムであって、第1のステム通路及び第2のステム通路を包み込む出口ステムとを備え、前記第1及び第2のステム通路が、前記出口ステムの前記末端と前記基端との間を並んだ状態で伸長し、前記第1及び第2のステム通路の基端が、前記カテーテル内の内腔の横方向分離距離に略等しい距離だけ横方向に分離され、(e)前記ハウジングに形成され、前記第1のステム通路の前記基端に連通する第1の出口通路と、(f)前記第1の流体キャビティを前記第1の出口通路と流体連通させ、かつ前記第1の流体キャビティから前記第1の出口通路まで平滑に縮小する面積の断面を有する流体流を、前記第1の流体キャビティから前記第1の出口通路内に向ける第1の境界手段とを備えることを特徴とする埋込み型アクセスポート。
IPC (3件):
A61M 1/00 310 ,  A61M 5/00 300 ,  A61M 5/14
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平2-029269
  • 特開平2-029269
  • 特許第4675006号
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