特許
J-GLOBAL ID:200903005039930908
有機薄膜電界発光素子およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-257185
公開番号(公開出願番号):特開平10-106752
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】従来の技術が、CVD法(もしくはスパッタ法)とフォトリソグラフィー法と言う高額設備を必要とし、かつ高価なプロセス(ステップ数も多い)を使用するハイコストなものであるか、製造プロセスの安定性に乏しく、発光素子特性が不安定なものであった。これらの点を実用的に解決することである。【解決手段】金属電極(カソード)を複数の材料で形成する。それは、複数の材料を断面方向へ単純に重ねるだけのものではなく、有機薄膜に接触する金属電極(カソード)が平面上、場所により、仕事関数に大小を持つように配置形成されている、すなわち、平面上、発光素子の内部の有機薄膜に接触する局部的金属電極は仕事関数の小さな材料で形成され、それを取り囲む外周部の金属電極および発光素子以外の配線部などは仕事関数の大きな材料で形成する。
請求項(抜粋):
有機薄膜の一方に透明電極を形成し、他方に二層の金属電極を形成してあり、両電極からそれぞれキャリアを注入して発光させる電界発光素子において、前記二層の金属電極の下側に設けられる電極は、仕事関数が上側の金属電極よりも小さい材料で形成され、かつ上側の電極で覆われるように形成されていることを特徴とする有機薄膜電界発光素子。
IPC (2件):
FI (2件):
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