特許
J-GLOBAL ID:200903005041448307

音響信号符号化方法および音響信号復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-285031
公開番号(公開出願番号):特開平10-133695
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 フレーム間の連続性を維持し、かつ時間領域の予測やフィルタ処理を可能とする。【解決手段】 入力サンプルを1フレーム(N点)重複させたら2N点づつ取出し(11)、2N点の窓関数を掛け(12)、その結果、2N点のx(n)に対し、初めのN/2長のx(i),(i=0,...,N/2-1)を時間的に反転して次のN/2のx(i),(i=N/2,...,N-1)から引き、終りのN/2長のx(i),(i=N+N/2,...,2N-1)を時間的に反転してその直前のN/2のx(i),(i=N,...,N+N/2-1)に加えて、前処理41を行い、この結果y(n)に対して逆フィルタ処理42を施して残差信号z(n)を得、これをDCTして周波数領域係数v(k)とし(33)、v(k)を重みつき量子化する。
請求項(抜粋):
複数サンプルからなるフレーム単位の入力信号を周波数領域に変換して量子化する符号化方法において、前のフレームと重複させて、フレームの更新の長さNの2倍の窓関数をかけることでサンプルx(i),(i=0,...,2N-1)を作成する処理と、上記サンプルx(i)中のN/2の長さのサンプルx(i),(i=0,...,N/2-1)を時間的に反転した上で上記サンプルx(i)中の長さN/2のx(i),(i=N/2,...,N-1)からそれぞれ引き、x(i)中のN/2の長さのサンプルx(i),(i=N+N/2,...,2N-1)を時間的に反転した上でx(i)中のN/2の長さのx(i),(i=N,...,N+N/2-1)にそれぞれ加えることでN点のy(i),(i=0,...,N-1)すなわち、i=0,...,N/2-1で、y(i) =x(N/2+i)-x(N/2-1-i)i=N/2,...,N-1で、y(i) =x(N/2+i)+x(5N/2-1-i)を求める処理と、y(i)に対して近接予測と長期予測のどちらかまたは両方の線形予測分析を行ない、その予測係数を係数とする逆フィルタにy(i)を通すことで予測残差信号z(i),(i=0,...,N-1)を作成する処理と、上記予測残差信号z(i)をコサイン変換で周波数領域の係数v(i),(i=0,...,N-1)を作成する処理と、上記周波数領域の係数v(i)を量子化して、符号化出力を得る処理とからなることを特徴とする音響信号符号化方法。
IPC (4件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04
FI (5件):
G10L 9/14 G ,  G10L 9/14 J ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 A ,  H04B 14/04 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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