特許
J-GLOBAL ID:200903005048897905

真空遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307331
公開番号(公開出願番号):特開平9-147702
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 2個の真空スイッチ管を直列にして遮断部を構成する真空遮断器を操作する駆動機構の必要とする駆動力を軽減し、駆動機構の小形軽量化を図り、閉極時の接圧部材の反力を駆動機構に伝達されない構成を実現する。【解決手段】 遮断部の一対の真空スイッチ管の開閉操作を、開極時にはV字状、閉極時には直線状となるスラストリンクによって絶縁操作ロッドからの操作力を伝達するようにした。【効果】 スラストリンクの使用により、開閉操作は真空スイッチ管の接触面が近接するにしたがって投入速度が遅くなり、押圧力が大きくなる駆動動作となり、開閉時の騒音、振動が少なく、閉極後の接圧部材の反力が操作ロッドに伝達されないので、駆動機構に反力を支える強さは必要ではない。
請求項(抜粋):
絶縁支持架台上に支持された支持フレーム、一対の真空スイッチ管が一対の真空スイッチ管支持部材にそれぞれ挿入され、真空スイッチ管支持部材の上端に真空スイッチの固定電極部が固定され、真空スイッチ管支持部材の下端が所定の間隔をおいて上記支持フレームの上面に固定された遮断部、一対の真空スイッチ管それぞれに接触圧力を与える一対の接圧部材、L字形に形成され、肘部に軸穴、両腕端部にピン穴が明けられたスイッチ駆動レバーおよび動作レバーを有する駆動レバー、両端部にピン穴が設けられた一対のスラストリンク、上記真空スイッチに開閉操作力を伝達する絶縁操作ロッド、および駆動機構を備え、上記接圧部材は上記真空スイッチ管の可動電極端部に装着され、上記駆動レバーの軸穴部が上記フレーム内に回動自在に装着され、上記スイッチ駆動レバーが上記真空スイッチ管の可動電極部、上記動作レバーが上記スラストリンクの一端に回動自在に連結され、スラストリンクの他端は上記絶縁操作ロッドの上端に回動自在に連結され、上記駆動レバー、およびスラストリンクは、上記一対の遮断部それぞれに、絶縁操作ロッドに対して対称に配置され、上記真空スイッチの閉極状態において上記一対のスラストリンクがほぼ直線状になるように構成されたことを特徴とする真空遮断器。

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