特許
J-GLOBAL ID:200903005059724670
蓄熱装置、蓄熱システム及び空調装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-151426
公開番号(公開出願番号):特開2009-299920
出願日: 2008年06月10日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】温暖化対策及び枯渇する資源の消費の削減のために、冬の冷熱を夏まで保存し、夏その冷熱で冷房し、夏の温熱を冬まで保存し、冬その温熱を暖房に利用する季節間空調装置及びそれに好適な蓄熱装置の実用化が求められている。【解決手段】蓄熱装置31を円筒形の蓄熱槽32の中に球形の蓄熱体34と熱媒体33を充填した構造にする。空調装置30を外気熱交換器43と、熱媒体33を第一流出入口35から流出させ外気熱交換器43経由で第二流出入口36に戻す外気循環手段と、建物熱交換器46と、熱媒体33を第二流出入口36から流出させ建物熱交換器46経由で第一流出入口35に戻す建物循環手段と制御部50で構成する。そして、潜熱蓄熱材として、その融解温度と凝固温度が建物付近の1月の平均気温より6度以上高く、且つ冷房設定温度より4.5度以上低いものを使えば冷房のCOPを従来のヒートポンプを使うものより大きくできる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
蓄熱槽と、前記蓄熱槽の中に配置され、直径Dの球形の複数の蓄熱体を備えた蓄熱装置であって、
前記蓄熱槽は液体の熱媒体で充填され、
前記蓄熱体は潜熱蓄熱材を含み、
前記蓄熱槽の外部の第一流路に接続され、前記蓄熱槽の上部付近に配置された複数の第一分散流路と、
前記蓄熱槽の外部の第二流路に接続され、前記蓄熱槽の底部付近に配置された複数の第二分散流路を有し、
前記第一分散流路と前記第二分散流路は前記熱媒体が流出入する複数の分散口を有し、
前記複数の第二分散流路は互いに平行に設置され、
隣接した前記第二分散流路の中心から中心までの距離は、Nを正の整数として、略0.866DNであることを特徴とする蓄熱装置。
IPC (3件):
F28D 20/02
, F24F 5/00
, F24F 11/02
FI (4件):
F28D20/00 C
, F24F5/00 102C
, F24F5/00 102Z
, F24F11/02 102B
Fターム (6件):
3L054BH06
, 3L060AA03
, 3L060CC02
, 3L060CC03
, 3L060DD02
, 3L060EE41
引用特許:
出願人引用 (6件)
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蓄熱槽の熱媒流動システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-112033
出願人:須賀工業株式会社, 三菱油化エンジニアリング株式会社
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潜熱蓄熱システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-325063
出願人:富士電機工事株式会社
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季節間熱利用システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-027853
出願人:東急建設株式会社
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