特許
J-GLOBAL ID:200903005061650609

認識辞書の学習方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-020091
公開番号(公開出願番号):特開平11-219433
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 正規化市街区距離に適した認識辞書の学習装置を提供すること。【解決手段】 本発明の学習装置は、正規化市街区距離により照合を行なう認識装置で用いられる認識辞書の学習装置であって、入力ベクトルの各要素と、参照ベクトル及び重みベクトルの対応する要素とについて距離値を判定するための判定手段104と、その判定手段に従い、参照ベクトル及び重みベクトルの対応する要素が、入力ベクトルの要素と同じカテゴリに属する場合、不感領域を拡大するように参照ベクトル及び重みベクトルの要素を修正するための修正ベクトルを生成すると共に、参照ベクトル及び重みベクトルの対応する要素が、入力ベクトルの要素と異なるカテゴリに属する場合、不感領域を縮小するように参照ベクトル及び重みベクトルの要素を修正するための修正ベクトルを生成するための修正ベクトル生成手段(105,111)と、修正ベクトルに従って、参照ベクトル及び重みベクトルの要素を修正するための修正手段(108,114)とを少なくとも一組備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
学習パターンから特徴抽出して得られる入力ベクトルと、認識辞書として用意される参照ベクトルとその重みベクトルとの照合を、正規化市街区距離によって行なう認識装置で用いられる認識辞書の学習方法であって、参照ベクトルと重みベクトルの初期設定を行なう初期値設定段階と、学習用に用意した入力ベクトル群の中から一つの入力ベクトルを選択する入力段階と、該入力ベクトルと同じカテゴリに属する参照ベクトル群の中から、正規化市街区距離が最小となる第1の参照ベクトルと第1の重みベクトル及びその第1の距離値と、該入力ベクトルと異なるカテゴリに属する参照ベクトル群の中から、正規化市街区距離が最小となる第2の参照ベクトルと第2の重みベクトル及びその第2の距離値とを求める辞書検索段階と、入力ベクトルの要素毎に入力値が含まれる領域を判定する領域判定段階と、該入力判定段階の結果を用いて第1の距離値が減少するような第1の参照ベクトル用修正ベクトルを求める第1参照ベクトル用修正ベクトル計算段階と、該領域判定段階の結果を用いて第1の距離値が減少するような第1の重みベクトル用修正ベクトルを求める第1重みベクトル用修正ベクトル計算段階と、第1の参照ベクトル用修正ベクトルを用いて第1の参照ベクトルを修正する第1参照ベクトル修正段階と、第1の重みベクトル用修正ベクトルを用いて第1の重みベクトルを修正する第1重みベクトル修正段階と、該領域判定段階の結果を用いて第2の距離値が増加するような第2の参照ベクトル用修正ベクトルを求める第2参照ベクトル用修正ベクトル計算段階と、該領域判定段階の結果を用いて第2の距離値が増加するような第2の重みベクトル用修正ベクトルを求める第2重みベクトル用修正ベクトル計算段階と、第2の参照ベクトル用修正ベクトルを用いて第2の参照ベクトルを修正する第2参照ベクトル修正段階と、第2の重みベクトル用修正ベクトルを用いて第2の重みベクトルを修正する第2重みベクトル修正段階と、学習の終了を判定する終了判定段階とを含むことを特徴とする認識辞書の学習方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06K 9/68
FI (2件):
G06F 15/70 465 A ,  G06K 9/68 E

前のページに戻る