特許
J-GLOBAL ID:200903005064281078

汚染粒状物質の処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-147982
公開番号(公開出願番号):特開平6-343948
出願日: 1991年05月23日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 放射性物質、重金属等の廃棄物が混合状態となって汚染している土壌等の粒状物の処理方法及び装置を提供する。【構成】 重金属、放射性核種及び有機物のうち一つ又は組合せ状態で汚染された粒状物質を、汚染物質流動化溶液で洗浄する。大きな粒子を機械的に分離し、水で洗浄し、回収した土壌として掘出し現場に戻す。汚染物質と共に微粒子を好ましくは鉱物ジグ18内で汚染物質流動化溶液により中程度サイズの粒子から分離する。中程度サイズの粒子をアトリション・スクラバー22で研磨して付着状態の微粒子を脱落させる。得られた微粒子を第2の鉱物ジグ26内で洗浄水により中程度サイズの粒子から分離する。中程度サイズの粒子と洗浄水から成るスラリーを脱水して、回収されるべき土壌を更に得る。
請求項(抜粋):
重金属、放射性物質、有機物のうち一つ又は組合せ状態で汚染された粒状物質を、溶脱用溶液と界面活性剤とこれらの混合物とから成る群から選択された汚染物質流動化溶液で洗浄し、それにより可溶性且つ分散性の汚染物質を汚染物質流動化溶液の液相状態で流動化する段階を含む粒状物質処理方法において、実質的に残留汚染の無い同一サイズの大径の粒子を、中程度サイズの粒子、微粒子及び汚染物質流動化溶液から機械的に分離する段階と、分離した大径粒子を、水が主成分の洗浄溶液で洗浄し、それにより回収されるべき粒状物質を得る段階と、汚染物質流動化溶液の向流により中程度サイズの粒子から微粒子をサイズの差に従って分離して廃棄スラリーを生じさせる段階と、汚染物質流動化溶液の向流により微粒子を除去した状態の中程度サイズの粒子をアトリション研磨し、それにより中程度サイズの粒子から付着状態の微粒子を脱落させる段階と、脱落した微粒子を洗浄水の向流により中程度サイズの粒子からサイズの差に従って分離して、廃棄スラリー及び中程度サイズの粒子と洗浄水から成る流出液を追加的に生じさせる段階と、中程度サイズの粒子と洗浄水から成る流出液を脱水して、回収されるべき粒状物質を得る段階とを有することを特徴とする汚染粒状物質処理方法。
IPC (2件):
B09B 5/00 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB

前のページに戻る