特許
J-GLOBAL ID:200903005066347262

環状フェノ-ル硫化物アミノアルキル誘導体の製造方法、金属分離回収剤及び金属分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折口 信五
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-375819
公開番号(公開出願番号):特開2000-178271
出願日: 1998年12月18日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 p位にアミノアルキル基を置換した環状フェノール硫化物のアミノアルキル誘導体を収率よく、しかも効率的に製造できる方法、優れた分離回収性能を有し、安定性が高く、容易に製造できる金属分離回収剤及びそれを用いた金属の分離回収方法を提供する。【解決手段】 一般式(1)で表される環状フェノール硫化物をアルデヒド化合物及びアミン化合物と反応させることにより、一般式(2)で表される環状フェノール硫化物アミノアルキル誘導体を製造する。この製造物またはその分子中の硫黄原子のスルフィニルもしくはスルホニル変性体を金属分離回収剤として金属と接触させることにより、金属を分離回収する。(式中、X1は水素原子またはアルキル基、nは4〜8の整数、X2は水素原子またはアルキル基、Y2は水素原子または-RNR1R2で表されるアミノアルキル基を示す)
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式(1)中、X1は水素原子またはアルキル基であり、nは4〜8の整数である。)で表される環状フェノール硫化物をアルデヒド化合物及びアミン化合物と反応させることにより、一般式(2)【化2】(式(2)中、X2は水素原子またはアルキル基であり、Y2は水素原子または-RNR1R2で表されるアミノアルキル基であり、複数のY2の少なくとも1つはアミノアルキル基であり、nは4〜8の整数である。また、Y2のRはアルキレン基またはアルキルカルボニル基であり、R1及びR2は水素原子またはアルキル基であり、R1とR2は直接又はヘテロ原子を介して結合して複素環を形成してもよい。)で表される環状フェノール硫化物アミノアルキル誘導体を製造することを特徴とする環状フェノール硫化物アミノアルキル誘導体の製造方法。
IPC (2件):
C07D341/00 ,  C09K 3/00 108
FI (2件):
C07D341/00 ,  C09K 3/00 108 B

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