特許
J-GLOBAL ID:200903005072839690

紙の透かし地合いを定量化する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯塚 信市
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092646
公開番号(公開出願番号):特開平11-272868
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 二次元の凝集体とみなした紙の有するフラクタル性を巧みに利用して紙の透かし地合いを定量化する。【解決手段】 対象となる紙のイメージを人間の視力相当の解像度で撮像することにより原画イメージを生成し、生成された原画イメージを有意画素含有率が所定値となるように閾値を制御して2値化することにより2値化イメージを生成し、生成された2値化イメージを画素サイズを異ならせつつ粗視化することにより粗視化度合の異なる2以上の粗視化イメージを生成し、生成された粗視化度合の異なる2以上の粗視化イメージのそれぞれについて有意画素数を計数し、これを対応する画素サイズと関係付けて組として2以上保存し、保存された2以上の画素サイズと有意画素数との組に基づいてフラクタル次元を生成する。
請求項(抜粋):
対象となる紙のイメージを人間の視力相当の解像度で撮像することにより原画イメージを生成する原画イメージ生成ステップと、前記生成された原画イメージを有意画素含有率が所定値となるように閾値を制御して2値化することにより2値化イメージを生成する2値化イメージ生成ステップと、前記生成された2値化イメージを画素サイズを異ならせつつ粗視化することにより粗視化度合の異なる2以上の粗視化イメージを生成する粗視化イメージ生成ステップと、前記生成された粗視化度合の異なる2以上の粗視化イメージのそれぞれについて有意画素数を計数し、これを対応する画素サイズと関係付けて組として2以上保存する有意画素数計数ステップと、前記保存された2以上の画素サイズと有意画素数との組に基づいてフラクタル次元を生成するフラクタル次元生成ステップと、を具備し、対象となる紙の透かし地合いを、前記2値化イメージ生成の際の有意画素含有率をパラメータとするフラクタル次元により定量化して出力する、ことを特徴とする紙の透かし地合いを定量化する方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G01N 21/89
FI (3件):
G06F 15/70 320 ,  G01N 21/89 A ,  G06F 15/62 400

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