特許
J-GLOBAL ID:200903005075511989

無状態ネットワーク・プロトコルにおける状態の保存方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141762
公開番号(公開出願番号):特開平10-097483
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 HTTPなどの無状態プロトコルを使用してワールド・ワイド・ウェブ(WWW)などのネットワーク上で通信するコンピュータにおいて状態を保存するための方法およびシステムを提供する。【解決手段】 サービスを実行し、サービスからの出力に含まれるすべての連結(ハイパーリンク)を識別し、クライアントに送られる出力ですべての識別済み連結に再帰的に状態情報を組み込むことにより、サーバからサービスを要求するクライアントとの間の会話で状態が保存される。状態情報の組込みは、サーバによって実行し、サーバからクライアントに通信することができる。あるいは、動的にダウンロード可能なプログラム・コードを使用して、クライアント側で状態情報を組み込むこともできる。追加の機能により、所定の基準に応じてサービスからのデータ出力とハイパーリンクのフィルタ処理または追加が可能になる。
請求項(抜粋):
無状態プロトコルによりクライアントに対してネットワーク化された1つまたは複数のサーバからサービスを要求できるようになっているクライアントとの間の会話で状態情報を保存するためのコンピュータ化した方法において、前記サービスがクライアントが要求可能なデータおよびプログラムのうちの1つまたは複数を含み、会話は前記サービスに関するクライアントと1つまたは複数のサーバとの間の一連の通信であり、サーバからの各応答は前記サービスに関する別の要求を可能にする1つまたは複数の連結を含み、クライアントは会話を続行するためにその連結のうちの1つを呼び出さなければならず、前記方法が、クライアントが無状態プロトコルを使用してサーバとの会話を開始するステップと、サービス要求が状態情報の保存を必要とする時期を検出するステップと、前記検出ステップに応答して、前記サービスを実行し、前記サービスからの出力に含まれるすべての連結を識別するステップと、すべての識別済み連結に再帰的に状態情報を組み込むステップと、前記組込みステップに応答して、出力をクライアントに通信するステップとを含み、会話の持続期間中に状態情報が保存され、すべてのサービスに提供されることを特徴とする方法。

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