特許
J-GLOBAL ID:200903005082601306

ばね鋼線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-012148
公開番号(公開出願番号):特開平6-218415
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】耐疲労性の優れたばね鋼線材の製造方法を提示する。【構成】弁ばね、懸架ばね鋼線材の製造方法において、鋳片を製造する連続鋳造工程のモールド内溶鋼をサンプリングし、鋼中酸化物系介在物の組成を分析することにより、鋳片を加熱圧延し線材を製造する際の温度を決定する。ここにサンプリング鋼は真空下での電子ビーム照射により溶融させ、内部の酸化物系介在物を該溶融鋼表面に浮上せしめ、その組成を分析する。該分析値中、MgOが7重量%以上の場合は、鋳片から線材を製造する際の加熱圧延温度を1200°C未満に規定する。【効果】硬質酸化物2MgO・SiO2を全く含有しないばね鋼線材が得られ、その耐疲労性は大幅に向上する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.5〜0.8%,Si:1.0〜2.5%,Mn:0.4〜1.5%を必須的に含有するばね溶鋼から鋳片を製造する連続鋳造工程において、モールド内溶鋼をサンプリングし、該サンプルの酸化物系介在物の組成を分析することにより、鋳片を加熱圧延し線材を製造する際の温度を決定することを特徴とするばね鋼線材の製造方法。
IPC (4件):
B21B 37/00 133 ,  B21B 37/00 BBG ,  G01N 1/10 ,  G01N 33/20

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