特許
J-GLOBAL ID:200903005084346842

光無線データ伝送システムにおける自己診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315546
公開番号(公開出願番号):特開平10-145300
出願日: 1996年11月12日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 従来は、伝送路が長くなった場合や、回路の構成によっては位相が回りフィードバックループが発振したり、不安定になることが多く、また、故障診断の機能が含まれていないため、故障がシステム上のどの場所で発生してるか判断するのに時間が極めて長くかかる。【解決手段】 センタ10の処理部11は、センタ10及び全端末20a〜20mの発光輝度と受光感度を通常運用値に設定し、ポーリング方式により全端末20a〜20mを順番に指定してループバックテストを行う。次に、センタ10の処理部11は、発光輝度と受光感度を予め設定した最低値(例えば50%)に設定し、上記と同様にしてポーリング方式により全端末20a〜20mを順番に指定してループバックテストを行う。全端末20a〜20mが正常に受信できることを確認したならば、発光輝度と受光感度を通常運用値に戻す。
請求項(抜粋):
任意の情報を発行し受信情報を処理する第1の処理部と、電気信号を光信号に変換する第1の発光部と、この第1の発光部から出射される光信号の輝度を制御する第1の発光輝度制御部と、光信号を受光して電気信号に変換する第1の受光部と、この第1の受光部の感度を制御する第1の受光感度制御部と、通信結果等を表示する表示部とを備えたセンタと、それぞれ任意の情報を発行し受信情報を処理する第2の処理部と、電気信号を光信号に変換する第2の発光部と、この第2の発光部から出射される光信号の輝度を制御する第2の発光輝度制御部と、光信号を受光して電気信号に変換する第2の受光部と、この第2の受光部の感度を制御する第2の受光感度制御部とを備えた複数の端末との間で光無線データ伝送を行う光無線データ伝送システムであって、前記第1の処理部は、前記第1の発光輝度制御部と第1の受光感度制御部をそれぞれ通常運用値に設定した状態で、前記第1の発光部を介してコマンドを光信号として送信して前記複数の端末の前記第2の発光輝度制御部と第2の受光感度制御部をそれぞれ通常運用値に設定した後、前記複数の端末に対して順番にデータをループバックさせ、ループバックした各端末からのデータを前記第1の受光部を介して受信してデータを照合して通信路の確認を行い、続いて、前記第1の処理部は、前記第1の発光輝度制御部と第1の受光感度制御部をそれぞれ所定の運用最低値に切り換え設定した状態で、前記第1の発光部を介してコマンドを光信号として送信して前記複数の端末の前記第2の発光輝度制御部と第2の受光感度制御部をそれぞれ運用最低値に切り換え設定した後、前記複数の端末に対して順番にデータをループバックさせ、ループバックした各端末からのデータを前記第1の受光部を介して受信してデータを照合して通信路の確認を行い、その後に前記第1の処理部は、前記第1の発光輝度制御部と第1の受光感度制御部をそれぞれ通常運用値に再び設定した状態で、前記第1の発光部を介してコマンドを光信号として送信して前記複数の端末の前記第2の発光輝度制御部と第2の受光感度制御部をそれぞれ通常運用値に設定し直してデータ伝送を行うことを特徴とする光無線データ伝送システムにおける自己診断方法。
IPC (3件):
H04B 10/08 ,  G08C 25/00 ,  H04B 17/00
FI (3件):
H04B 9/00 K ,  G08C 25/00 K ,  H04B 17/00 Z

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