特許
J-GLOBAL ID:200903005088019137

チタン材の表面ダル化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097208
公開番号(公開出願番号):特開平8-296071
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 Fe、Cr、Niイオンが存在する硝弗酸水溶液を用いた酸洗によるチタン材の表面ダル化方法を提供する。【構成】 硝弗酸水溶液でチタン材を酸洗処理して表面をダル化する方法において、前記チタン材として結晶粒径が20μm 以下の材料を用い、前記硝弗酸水溶液の弗酸濃度aを3〜100(g/l)とし、硝酸濃度b(g/l)を前記弗酸濃度aの0.07〜0.8倍(すなわちb/a=0.07〜0.8)とし、かつ前記硝弗酸水溶液に不可避的に含まれるFe、Cr、Niイオン濃度の合計値(g/l)cとaおよびbとが(1)式を満足する範囲とするとともに、液温を25〜45°Cとして酸洗処理することにより、板表面に結晶粒単位の微細な凹凸が形成され、光沢度Gs45°が50%以下の防眩性に優れたチタン材が、ステンレス鋼と共有の酸洗設備で製造できる。1.25b/a+c/a≦1.0 ...(1)式
請求項(抜粋):
硝弗酸水溶液でチタン材を酸洗処理して表面をダル化する方法において、前記チタン材として結晶粒径が20μm以下の材料を用い、前記硝弗酸水溶液における弗酸濃度aを3〜100 (g/l)とし、硝酸濃度b(g/l)を前記弗酸濃度aに対して0.07〜0.8倍(すなわち、b/a=0.07〜0.8)とし、かつ前記硝弗酸水溶液に不可避的に含まれるFe、Cr、Niイオン濃度の合計値c(g/l)と前記弗酸濃度aおよび硝酸濃度bとが(1)式を満足する条件とするとともに、液温を25〜45°Cとして酸洗処理することを特徴とするチタン材の表面ダル化方法。1.25b/a+c/a≦1.0 ...(1)式

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