特許
J-GLOBAL ID:200903005095841179

色および香気安定性4級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518435
公開番号(公開出願番号):特表平8-507756
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】本発明は、式(I):(式中、R1COは6ないし22個の炭素原子を有するアシル基であり、R2およびR3は、互いに独立して、水素を表すかまたはR1COと同じ意味を有し、R4は1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基または(CH2CH2O)qH基であり、m、nおよびpは合計で、0または1ないし12の数、qは1ないし12の数、並びにXはハロゲン、アルキルスルフェートまたはアルキルホスフェートである。)で表される4級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩に関する。そのような塩は、長期間の貯蔵においても優れた色および香気安定性を示し、a)次亜リン酸の存在下、脂肪酸をトリエタノールアミンでエステル化すること、b)エステル化反応生成物を、過酸化物および水素化ホウ素アルカリ金属塩と反応させること、並びにc)安定剤としてのフェノール誘導体およびヒドロキシカルボン酸の存在下で4級化を行うことにより得られる。
請求項(抜粋):
式(I):(式中、R1COは6ないし22個の炭素原子を有するアシル基であり、R2およびR3は、互いに独立して、水素を表すかまたはR1COと同じ意味を有し、R4は1ないし4個の炭素原子を有するアルキル基または(CH2CH2O)qH基であり、m、nおよびpは合計で、0または1ないし12の数、qは1ないし12の数、並びにXはハロゲン、アルキルスルフェートまたはアルキルホスフェートである。)で表される、色および香気安定性4級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩の製造方法であって、a)次亜リン酸の存在下、脂肪酸をトリエタノールアミンでエステル化し、b)過酸化物および水素化ホウ素アルカリ金属塩をエステル化反応生成物に添加して、c)安定剤としてのフェノール誘導体およびヒドロキシカルボン酸の存在下で4級化を行う方法。
IPC (3件):
C07C217/08 ,  C07C213/02 ,  C07C219/06

前のページに戻る