特許
J-GLOBAL ID:200903005108089099

自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329556
公開番号(公開出願番号):特開平7-162272
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】受信入力が受信しきい値レベル以下になっても周波数ずれを抑制することができるAFC回路を提供する。【構成】PLLシンセサイザを用いた局部発振器と、この局部発振器の基準周波数を発生させる電圧制御水晶発振器を含んで前記電圧制御水晶発振器の周波数を制御するために設けられたフェーズロックループとを備えるとともに、その電圧制御水晶発振器の制御電圧値をディジタル値の形で逐次更新しつつ記憶した記憶内容から変換してとり出し、受信信号レベルが正常レベル範囲内にありかつ前記制御電圧が制御可能範囲内にあるときに前記フェーズロックループを動作可能として前記ディジタル値が下位ビットから1ビットずつ補正され、また前記受信信号レベルが前記正常レベル範囲以下になっている間直前の周波数に前記電圧制御水晶発振器の周波数が固定化されるように構成されている。
請求項(抜粋):
PLLシンセサイザを用いた局部発振器と、該局部発振器の基準周波数を発生させるための電圧制御水晶発振器と、前記局部発振器により受信波を中間周波に変換した出力と前記電圧制御水晶発振器出力とにより前記電圧制御水晶発振器の周波数を制御するために設けられたフェーズロックループとを備えるとともに、該フェーズロックループ内の前記電圧制御水晶発振器の制御電圧値をディジタル値の形で逐次更新しつつ記憶した記憶内容から変換してとり出す記憶変換手段と、受信信号レベルを検知する電界検出手段と、該電界検出手段により検知された該受信信号レベルが正常レベル範囲内にありかつ前記制御電圧が制御可能範囲内にあるときに前記フェーズロックループを動作可能として前記中間周波の周波数と前記電圧制御水晶発振器の周波数がほぼ一致するまで前記ディジタル値が下位ビットから1ビットずつ補正され、また前記受信信号レベルが前記正常レベル範囲以下になっている間直前の前記記憶内容から得られる前記制御電圧値により得られる周波数に前記電圧制御水晶発振器の周波数が固定化されるようにする制御手段とを備えた無線機の自動周波数制御回路。

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