特許
J-GLOBAL ID:200903005110023402
ゴム複合体及びそれを用いたタイヤ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-244806
公開番号(公開出願番号):特開2008-062579
出願日: 2006年09月08日
公開日(公表日): 2008年03月21日
要約:
【課題】硫黄架橋されたジエン系ゴムを含むゴム組成物からなる隣接したゴム組成物同士の配合剤、特に硫黄の濃度差に由来する問題点を新規原材料及び部材を用いること無しに改良したゴム複合体及びそれを用いたタイヤを提供する。【解決手段】少なくとも2層の部材から構成されるゴム複合体は、隣接する部材の硫黄の濃度差が、前記ゴム組成物のゴム成分100質量部に対して、1.5質量部以上であり、下記式(I)と下記式(II)に示す条件を満たす。 低硫黄濃度ゴム組成物の酸化亜鉛の配合量(質量部)>Sb×1.3+(Sa-Sb)×0.3・・・・・・・(I)[Saはゴム成分100質量部に対する高硫黄濃度ゴム組成物の硫黄の配合量(質量部)、Sbは低硫黄濃度ゴム組成物の硫黄の配合量(質量部)を示す。] 低硫黄濃度ゴム組成物の老化防止剤及び/又はナフトエ酸ヒドラジド化合物の配合量(モル)>0.005+(Sa-Sb)/2000・・・・・・(II)【選択図】なし
請求項(抜粋):
硫黄架橋されたジエン系ゴムを含むゴム組成物よりなる少なくとも2層の部材から構成されるゴム複合体において、前記ゴム複合体の隣接する部材の硫黄の濃度差が、前記ゴム組成物のゴム成分100質量部に対して、1.5質量部以上であって、隣接する部材のうち低硫黄濃度ゴム組成物のゴム成分100質量部対して、酸化亜鉛を下記式(I)かつ、低硫黄濃度ゴム組成物のゴム成分100質量部に対する老化防止剤及び/又はナフトエ酸ヒドラジド化合物を下記式(II)に示す条件を満たす量を配合することを特徴とするゴム複合体。
低硫黄濃度ゴム組成物の酸化亜鉛の配合量(質量部)>Sb×1.3+(Sa-Sb)×0.3・・・・・・・(I)
[式中、Saは高硫黄濃度ゴム組成物の硫黄の配合量(質量部)、Sbは低硫黄濃度ゴム組成物の硫黄の配合量(質量部)を示す。]
低硫黄濃度ゴム組成物の老化防止剤及び/又はナフトエ酸ヒドラジド化合物の配合量(モル)>0.005+(Sa-Sb)/2000・・・・・・(II)
[式中のSa及びSbは式(I)に記載の内容と同じである。]
IPC (6件):
B32B 25/16
, B60C 1/00
, B60C 9/18
, C08L 9/00
, C08K 3/22
, C08K 5/25
FI (6件):
B32B25/16
, B60C1/00 Z
, B60C9/18 M
, C08L9/00
, C08K3/22
, C08K5/25
Fターム (18件):
4F100AA25B
, 4F100AA37B
, 4F100AH03B
, 4F100AK28A
, 4F100AK28B
, 4F100BA26
, 4F100CA03A
, 4F100CA03B
, 4F100CA06B
, 4F100YY00B
, 4J002AC011
, 4J002AC061
, 4J002DA039
, 4J002DE108
, 4J002EF057
, 4J002EQ026
, 4J002GF00
, 4J002GN01
引用特許:
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