特許
J-GLOBAL ID:200903005111419130

可搬式密閉コンテナの蓋開閉機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-149546
公開番号(公開出願番号):特開平7-014906
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 蓋の施錠・解錠と蓋の開閉(コンテナ本体の開口との嵌入・離脱)を別々の機構ではなく、1つの機構で済みかつ駆動源の制御が単純で済む可搬式密閉コンテナの蓋開閉機構を提供することを目的とする。【構成】 昇降台50を昇降駆動する駆動機構は、当該昇降台を支持する上下伸縮機構51、52と、上記上下伸縮機構の所定点を案内するガイド部62、63を有する水平往復台60と、当該水平往復台を水平往復駆動する駆動装置M、67とからなり、上記ガイド部は、上記上下伸縮機構の所定点と水平往復台の相対移動を所定距離にわたって許す水平案内路GHと当該水平案内路に連続し所定高さにわたって下降傾斜する傾斜案内路GSを有し、上記水平往復台には、上記上下伸縮機構の所定点が上記水平案内路を移動している間だけ当該水平往復台の移動量にほぼ対応する回転を生む回転トルク発生機構64、80が連結され、この発生した回転トルクがトルク伝達機構85、85A、85Bを介してラッチ棒23を進退駆動する機構90に伝達されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
ケースの天板にコンテナを載置される台部が設けられ、内部には当該台部に形成されたポートに向かって昇降する昇降台を備え、上記コンテナは、コンテナ本体と、このコンテナ本体の開口部を気密に閉鎖可能な蓋とを備え当該蓋側から上記コンテナ本体へ進退して係合・離脱するラッチ棒により上記蓋を上記コンテナ本体に固定する可搬式密閉コンテナであり、上記昇降台が上記蓋上の搬送物を上記ポートを通しコンテナから出し入れする、可搬式密閉コンテナの蓋開閉機構において、上記昇降台を昇降駆動する駆動機構は、当該昇降台を支持する上下伸縮機構と、上記上下伸縮機構の所定点を案内するガイド部を有する水平往復台と、当該水平往復台を水平往復駆動する駆動装置とからなり、上記ガイド部は、上記上下伸縮機構の所定点と水平往復台の相対移動を所定距離にわたって許す水平案内路と当該水平案内路に連続し所定高さにわたって傾斜する傾斜案内路を有し、上記水平往復台には、上記上下伸縮機構の所定点が上記水平案内路を移動している間だけ当該水平往復台の移動量にほぼ対応する回転を生む回転トルク発生機構が連結され、この発生した回転トルクがトルク伝達機構を介して上記ラッチ棒を進退駆動する機構に伝達されることを特徴とする可搬式密閉コンテナの蓋開閉機構。

前のページに戻る