特許
J-GLOBAL ID:200903005116992075

超指向性マイクロホンアレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-542827
公開番号(公開出願番号):特表2001-502126
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】緩和されたA-D変換器必要条件を有するたて型マイクロホンアレイが開示される。一次マイクロホンエレメント(101)から帯域制限された出力にそれぞれ関係する距離を保って間隔配置された少なくとも2つの二次マイクロホンエレメント(102、103、104)を帯域制限するためにアナログフィルタ(112、113、114)が用いられる。A-D変換器(120)によって帯域制限された二次マイクロホン信号がディジタル化される。一次マイクロホン(101)信号および組合わされた二次マイクロホン信号(115)の超指向性解析が信号プロセッサ(130)によって実施される。複数のマイクロホンがリング状配置される操縦可能な超指向性マイクロホンアレイも同様に開示される。これらの出力はディジタル化され、周波数帯域に分割され、そして、複数の方向の各々に関して重み付けされた合計値が形成される。操縦制御回路は、各帯域における各指向性信号の相対エネルギーを評価し、そして、更なる処理および出力のためにマイクロホン方向を選択する。
請求項(抜粋):
指向性マイクロホンアレイであって、 近い端部および遠い端部を有する軸に沿って配置された複数のマイクロホンエレメントを有し、前記マイクロホンエレメントの各々が前記の近い端部に向かって前記の軸に平行な指向性レスポンスを有し、前記マイクロホンエレメントの各々が音響信号に応答して信号を供給するための出力を有し、 前記複数のマイクロホンエレメントが前記の近い端部に近接して配置された一次マイクロホン及び前記一次マイクロホンからそれぞれ位置的なずれを有する少なくとも2個の二次マイクロホンを有し、 前記二次マイクロホンの各々の前記の出力を、前記それぞれの位置的ずれに対して前以て決定済みの関係を有しかつ前記二次マイクロホンの各々に関して周波数濾波された出力を供給する前以て決定済みの周波数帯域に前記二次マイクロホンの前記出力の各々を制限するように前記二次マイクロホンへ接続された1つのアナログ周波数フィルタと、 前記周波数濾波出力へ接続された入力を備えて、合成第2エレメント信号を形成して出力するように前記の周波数濾波された出力を組み合わせる1つのアナログ加算ノードと、 前記一次マイクロホンの前記出力へ接続された入力を備え、そして、前記一次マイクロホン出力を表す第1のディジタル信号及び前記合成第2のエレメント信号を表す第2のディジタル信号を生成する前記加算ノードの前記出力へ接続された入力を備えた1つのA-D変換器と、 前記A-D変換器へ接続された入力を備えて、超指向的マイクロホン出力を形成する前記第1及び第2のディジタル信号の超指向的解析を実施する信号プロセッサとを有するアレイ。
IPC (2件):
H04R 3/00 320 ,  H04R 1/40 320
FI (2件):
H04R 3/00 320 ,  H04R 1/40 320 Z

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