特許
J-GLOBAL ID:200903005119589760

粉末成形プレスのホールドダウン行程時の上パンチの制御方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 正美 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-053417
公開番号(公開出願番号):特開平8-225804
出願日: 1995年02月17日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 ホールドダウン時に原料粉の固有のスプリングバック量および成形品の形状により、成形品を適正な押し付け力で加圧し得る上パンチの制御方法を提供すること。【構成】 ホールドダウン行程時の経過時間または上パンチ駆動用のサーボモータ32の経過回転角度と、上パンチ38の位置とをパラメータとする上パンチホールドダウン作動曲線47を、少なくとも原料粉の固有のスプリングバック量と成形品の形状に適応するように設定し、上パンチホールドダウン作動曲線47からあらかじめ前記ホールドダウン時の経過時間またはサーボモータの経過回転角度に対する上パンチの目標位置を割り出しておき、ホールドダウン開始後、上パンチの実位置を検出し、上パンチの目標位置と実位置との偏差値を求め、その偏差値を次の目標位置に加えて修正した制御値を演算し、その制御値に基づいて前記サーボモータ32を制御するように構成した。
請求項(抜粋):
粉末冶金法による成形品の上パンチホールドダウンにおいて、ホールドダウン行程時の経過時間または上パンチ駆動用のサーボモータの経過回転角度と、上パンチの位置とをパラメータとする上パンチホールドダウン作動曲線を、少なくとも原料粉の固有のスプリングバック量と成形品の形状に適応するように設定し、上パンチホールドダウン作動曲線からあらかじめ前記ホールドダウン時の経過時間またはサーボモータの経過回転角度と、これに対応する上パンチの目標位置とを割り出しておき、ホールドダウン開始後、前記ホールドダウン時の経過時間またはサーボモータの経過回転角度に対する上パンチの実位置を検出し、上パンチの実位置と上パンチホールドダウン作動曲線から割り出した目標位置との偏差値を求め、その偏差値に次の目標位置を加算して制御値を演算し、演算された制御値に基づいて、前記上パンチ駆動用のサーボモータに、上パンチの位置を目標位置に一致させるべく制御信号を出力することを特徴とする粉末成形プレスのホールドダウン行程時の上パンチの制御方法。
IPC (3件):
B22F 3/03 ,  B30B 11/02 ,  B30B 15/14
FI (3件):
B22F 3/02 B ,  B30B 11/02 L ,  B30B 15/14 H

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