特許
J-GLOBAL ID:200903005120932176

トラックのアオリ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191196
公開番号(公開出願番号):特開平9-014221
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 アルミ押出し形材製のレール部材を連結具によって強固に連結したトラック用アオリを提供する。【構成】 ロアレール,ミドルレール及びアッパーレールを多段に連結した構造をもち、下段側レール20の係止突起21,22と上段側レール30の係止突起31,32を噛み合わせ、下段側レール20の上端面25と上段側レール30の下端面35との間に平行四辺形状の連結具10を差し込む。連結具10の表面に形成した突条13は、係止突起21,32の傾斜面21a,32a,上端面25,下端面35に食い込むと共に、係止突起21と31及び22と32との噛合いを強固にする。【効果】 溶接接合にみられる溶接痕等の表面欠陥を生じることなく、レール部材が強固に連結される。
請求項(抜粋):
アルミ押出し形材でできたロアレール,ミドルレール及びアッパーレールを連結具を介して相互に一体的に連結された構造をもち、下段側レールの表面又は裏面から厚み方向内側に後退した位置で前記下段側レールの上端面から突出する第1の係止突起と、前記下段側レールの裏面又は表面と同一平面を形成する第2の係止突起と、上段側レールの表面又は裏面と同一平面を形成するように前記上段レールの下端面から突出し、前記第1の係止突起と噛み合う第3の係止突起と、前記上段側レールの裏面又は表面から厚み方向内側に後退した位置で前記上段側レールの下端面から突出し、前記第2の係止突起と噛み合う第4の係止突起と、前記下段側レールの上端面,前記上段側レールの下端面,前記第1の係止突起の傾斜面及び前記第4の係止突起の傾斜面で区画される平行四辺形状の空間部に差し込まれ、前記平行四辺形状の空間部より若干小さな平行四辺形状の断面をもち、長手方向に延びる複数の突条が表面に形成された連結具とを備え、前記第1及び第2の係止突起がテーパ面を介して前記第3及び第4の係止突起に接触しており、前記平行四辺形状の空間部に前記連結具を差し込んだとき、前記第1の係止突起と前記第3の係止突起及び前記第2の係止突起と前記第4の係止突起がテーパ嵌合によって相互に締め付けられるように押圧されるトラックのアオリ構造。

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