特許
J-GLOBAL ID:200903005129206923
添加剤前処理の改善による充填剤成分の選択的保持およびシート特性の制御の向上
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 泰男 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-599944
公開番号(公開出願番号):特表2002-537498
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】製紙プロセスにおいて製紙用完成紙料中の充填剤成分の保持および排水を促進する方法であって、充填剤成分のスラリーを製造するステップ;全固形分に基づいて約0.003重量%から約2.0重量%のフェノール性促進剤でスラリーを処理することによって、前処理充填剤成分のスラリーを生成させるステップ;前処理されたスラリーを前記完成紙料に添加するステップ;および、完成紙料へと、スラリー中の全固形分に基づいて約0.003重量%から約0.5重量%の重合体凝集剤を添加するステップを有しており、これによって製紙用完成紙料中の充填剤成分の保持および排水を促進する。好適な促進剤はフェノールとホルムアルデヒドとの縮合物であり、好適な凝集剤は、アクリルアミド、メタクリルアミド、および/またはN-ビニルホルムアミドを含有する。本方法によって、多くの製紙用途において重要な利益がもたらされ、ここで所望の充填剤成分が最終的なシート中に保持される一方、望ましくない充填剤成分、例えばリサイクルされた製紙用完成紙料中に存在するインクおよび染料粒子は保持されない。
請求項(抜粋):
製紙プロセスにおいて製紙用完成紙料中の充填剤成分の保持および排水を促進する方法であって、(a)約4から約8のpHで充填剤成分のスラリーを製造するステップ;(b)全固形分に基づいて約0.003重量%から約2.0重量%のフェノール性促進剤で前記スラリーを処理することによって、前処理充填剤成分のスラリーを生成させるステップ;(c)ステップ(b)の前処理されたスラリーへと前記完成紙料を添加するステップ;および、次いで(d)前記完成紙料へと、前記スラリー中の全固形分に基づいて約0.003重量%から約0.5重量%の重合体凝集剤を添加し、前記凝集剤が少なくとも約500,000の分子量を有するステップを有しており、 これによって前記製紙用完成紙料中の前記充填剤成分の保持および排水を促進する方法。
IPC (4件):
D21H 21/10
, D21H 17/48
, D21H 17/67
, D21H 17/68
FI (4件):
D21H 21/10
, D21H 17/48
, D21H 17/67
, D21H 17/68
Fターム (34件):
4L055AC03
, 4L055AG05
, 4L055AG08
, 4L055AG11
, 4L055AG12
, 4L055AG16
, 4L055AG17
, 4L055AG18
, 4L055AG19
, 4L055AG26
, 4L055AG27
, 4L055AG43
, 4L055AG48
, 4L055AG64
, 4L055AG72
, 4L055AG73
, 4L055AG77
, 4L055AG78
, 4L055AG79
, 4L055AG83
, 4L055AG84
, 4L055AG89
, 4L055AH01
, 4L055AH18
, 4L055AH50
, 4L055BD13
, 4L055EA30
, 4L055EA31
, 4L055EA32
, 4L055FA08
, 4L055FA10
, 4L055GA05
, 4L055GA16
, 4L055GA17
前のページに戻る