特許
J-GLOBAL ID:200903005130707332

磁気弾性トルク・トランスデューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-281065
公開番号(公開出願番号):特開平8-293634
出願日: 1987年12月04日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【課題】 従来のものよりもはるかに経済的で、経済的にも環境的にも従前は実行不可能であった多くの目的に使用できるトルク・トランスデューサを提供する。【解決手段】 回転軸に加えられるトルクに応答して透磁率を変化させる強磁性・磁歪手段を有し、この強磁性・磁歪手段は、前記回転軸の表面における実際的なマクロスコピックな形態変化を伴わない塑性変形にもとづく残留応力による螺旋方向の磁気異方性を有する。
請求項(抜粋):
トルクが加えられる回転軸の周面に形成されて、その加えられたトルクに応答して透磁率を変化させる強磁性・磁歪手段と、この強磁性・磁歪手段の周辺に配置されてこの強磁性・磁歪手段に磁場を付与する励磁手段と、前記の加えられたトルクに起因する強磁性・磁歪手段の透磁率の変化を感知する検知手段と、前記の感知された透磁率の変化を、前記回転軸に加えられたトルクの大きさを示す電気信号に変換する処理手段とを備えた磁気弾性トルク・トランスデューサであって、前記強磁性・磁歪手段が、鉄-ニッケル・マルテンサイト型の鋼合金と熱的に硬化された鋼合金とから選ばれた鋼合金にて構成されており、前記熱的に硬化された鋼合金は、絶対値が5ppm以上である実質上等方性の磁歪性を示すとともに、0.05ないし0.75重量%の炭素と、当該合金の磁歪値を絶対値で前記の5ppm以上に高めるのに充分な量の、ニッケル、クロム、コバルト、チタン、アルミニウム、マンガン、モリブデン、銅、ホウ素から選ばれた元素とを含み、前記強磁性・磁歪手段は前記回転軸の軸方向へ一定幅を有するように形成され、この強磁性・磁歪手段は、前記回転軸の表面における実際的なマクロスコピックな形態変化を伴わない塑性変形にもとづく残留応力による螺旋方向の磁気異方性を有していることを特徴とする磁気弾性トルク・トランスデューサ。
IPC (4件):
H01L 41/12 ,  C22C 38/00 303 ,  G01L 3/10 ,  H01L 41/20
FI (4件):
H01L 41/12 ,  C22C 38/00 303 A ,  G01L 3/10 A ,  H01L 41/20

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