特許
J-GLOBAL ID:200903005133218731

データ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221212
公開番号(公開出願番号):特開平5-046484
出願日: 1991年08月07日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 中央処理装置の実行を中断してしまう状況を防ぎ、キャッシュミスのオーバーヘッドを軽減し、キャッシヒット率の低下を防ぐ。【構成】 ポインタレジスタ8に新しいポインタを書き込み更新を行った時点で、その新しいポインタデータが指す主記憶2上の環境レコード領域が既にキャッシュメモリ5に格納されていて参照が可能かどうかを調べ、キャッシュメモリ5上に当該レコード領域がまだ存在しなかったら、そのポインタオブジェクトである当該レコード領域を次回実行ゴールキャッシュメモリ6上に読み出し、既に存在していたら、キャッシュメモリ5から次回実行ゴールキャッシュメモリ6に当該レコードの内容をコピーし、次の環境に更新し当該レコードの内容を使用するときに、次回実行ゴールキャッシュメモリ6から環境レジスタ群3に当該レコードの内容を転送する処理を行うゴールキャシュ制御装置7を備え、あらかじめ次回実行ゴールキャッシュメモリ6へ次に実行される環境レコードをロードしておき、中央処理装置1の処理を継続して実行させる。
請求項(抜粋):
一般的なデータを保持する主記憶装置と、中央処理装置と、環境の設定のためにデータを記憶しておく環境メモリ手段と、データの転送を行う主記憶制御装置と、常用キャッシュメモリとを備えたデータ処理装置において、現環境レコードの次に用意されるべき環境レコード領域をアクセスするためのポインタデータを常時格納しておき上記主記憶装置よりアクセスされるポインタレジスタと、当該ポインタレジスタ上のポインタデータが指すレコード領域の内容を格納しておき主記憶装置よりアクセスされる次回実行ゴールキャッシュメモリと、上記ポインタレジスタに新しいポインタを書き込み更新を行った時点で、その新しいポインタデータが指す主記憶装置上の環境レコード領域が既に上記常用キャッシュメモリに格納されていて参照が可能かどうかを調べ、常用キャッシュメモリ上に当該レコード領域がまだ存在しなかったらそのポインタオブジェクトである当該レコード領域を次回実行ゴールキャッシュメモリ上に読み出し、既に存在していたら、常用キャッシュメモリから次回実行ゴールキャッシュメモリに当該レコードの内容をコピーし、次の環境に更新し当該レコードの内容を使用するときに、次回実行ゴールキャッシュメモリから環境メモリ手段に当該レコードの内容と転送する処理を行うゴールキャッシュ制御装置とを備え、あらかじめ次回実行ゴールキャッシュメモリへ次に実行される環境レコードをロードしておき、中央処理装置の処理を継続して実行させることを特徴とするデータ処理装置。

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