特許
J-GLOBAL ID:200903005143463335
ウエビング巻取装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-256077
公開番号(公開出願番号):特開2006-069393
出願日: 2004年09月02日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】 モータの回転力を必要時のみ巻取軸に伝達して巻取方向に回転させるための駆動力伝達系として、モータギヤ部のギヤの組付性が向上し部品点数も低減するウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 モータギヤ部46の最終平歯ギヤとしてのギヤ76が、ハウジング48とは独立してウォームギヤ34によって直接に軸支される。すなわち、ウォームギヤ34に連結されるギヤ76がウォームギヤ34によって直接に軸支された構成となっている。このため、振動や摩耗を防止するための別部品としての軸受部材が不要となり、結果的にモータギヤ部46のギヤ76の組付性が向上し、また部品点数も減る。またこのため、ハウジング48は、ギヤ76の収容部分の形状が簡単な構成ですみ、ウォームギヤ34が挿通される単なる貫通孔49を設けるだけで良くなり、ハウジング48の製作が容易になる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
互いに対向する一対の脚板が背板により連結されて一体となったフレームと、
前記一対の脚板の対向方向に軸方向が沿った状態で前記一対の脚板の間に回転可能に支持され、乗員拘束用のウエビングベルトの基端部が係止されて軸周りの一方向への回転で前記ウエビングベルトを巻き取る巻取軸と、
前記一対の脚板の間に配置されたモータと、
前記モータの回転軸に連結されると共にギヤハウジング内に収容された複数のギヤから成るモータギヤ部と、
前記一対の脚板のうち何れか一方の脚板の側面に接合状態で取り付けられたクラッチケース内に収容され、機械的に前記モータと前記巻取軸との間に介在し、前記モータの回転を前記巻取軸に伝達して前記巻取軸を回転させると共に、前記巻取軸側で生じた回転の伝達を遮断して当該回転が前記モータに伝達されることを防止するクラッチと、
前記クラッチケース内に収容され、前記モータギヤ部のギヤに分離可能に連結されたギヤシャフトと、前記ギヤシャフトに噛み合い前記ギヤシャフトの回転力を前記クラッチに伝達するホイールとから成るクラッチギヤ部と、
を備え、
前記モータギヤ部の前記ギヤを、前記ギヤハウジングとは独立して前記ギヤシャフトによって軸支した、
ことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (3件):
3D018MA01
, 3D018PA01
, 3D018PA02
引用特許:
前のページに戻る