特許
J-GLOBAL ID:200903005144741150

一周波時分割双方向スペクトラム拡散通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291507
公開番号(公開出願番号):特開平7-131395
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 一周波時分割双方向スペクトラム拡散通信をダイバーシチ方式で行なう場合に一方の無線局の構成を簡略化することを目的とする。【構成】 一方の無線局(A)はアンテナ(1-1)及びレイク合成器(1-8)をふくむブランチをn個(n≧2)と、単一の送信機(1-7)を有し、他方の無線局(B)は単一の送信機(1-7)及び単一の受信機(1-3)を有する。無線局(A)の受信時はアンテナ選択受信ダイバーシチを行ない、無線局(A)の送信時は、受信時に選択されたブランチのレイク合成器及びアンテナを用いて送信を行なう。無線局(A)でアンテナ選択受信ダイバーシチの代りに、アンテナ受信合成ダイバーシを行なうこともできる。
請求項(抜粋):
情報信号に対して、情報信号よりも高速な信号速度を有する拡散符号を乗じることにより送信信号のスペクトラムを広帯域に拡散させる直接拡散スペクトラム拡散無線通信を用い、一つの周波数帯を複数のタイムスロットに時分割して相対する二つの無線局間で双方向通信を行う一周波時分割双方向スペクトラム拡散通信方式において、一方の無線局(A)はアンテナ、受信機及びレイク合成器をふくむブランチをn個(nは2以上の自然数)とひとつのブランチを選択して出力する切り替え器、及び単一の送信機を有し、他方の無線局(B)は単一の送信機及び単一の受信機を有し、n個のブランチを有する無線局(A)が、無線局(B)からの電波を受信する際は、各ブランチのそれぞれの受信信号に対して前記レイク合成器において遅延波を合成し、信号対雑音電力比または、信号対干渉電力比が最も大きいレイク合成器の出力を選択して復調することにより、アンテナ受信選択ダイバーシチを行い、前記無線局(A)から前記無線局(B)へ送信する際には、無線局(A)において、スペクトラム拡散変調されたデータ入力信号を受信時に選択されたレイク合成器に入力し、そのレイク合成器の出力を前記送信機を介して受信時に選択されたアンテナから送信することを特徴とする、一周波時分割双方向スペクトラム拡散通信方式。
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04B 1/707
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-239019

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