特許
J-GLOBAL ID:200903005145089511

温水式床暖房装置用温水ヘッダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-019681
公開番号(公開出願番号):特開2004-232903
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【技術課題】通水抵抗が小さく、薄型で、製作コストが安く、熱交換による熱ロスの少ない温水式床暖房装置用の温水ヘッダーを提供する。【解決手段】温水ヘッダーを温水往き側ヘッダー要素1と戻り側ヘッダー要素50に分割する。両要素1、50には、金属板をプレス加工で分配ポート2及び集合ポート51を形成し、その上で各ポート2、51には、温水チューブ接続用の口金8〜12と57〜61を取り付ける。両ヘッダー要素1、50の間に断熱シート90を挟み込み、この断熱シート90に塗付した接着剤92で両ヘッダー要素1、50を接着し、合体させる。上記構成のヘッダーは、往きと戻りの温水通路がヘッダー内において、分配及び集合ポート2、51に替えられていることにより、通水抵抗が小さい。また、ヘッダーの薄型化、製作コストの低減、断熱シート9による断熱作用で運転コストの低減が可能である。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
熱源機で発生した温水を温水マット内に配管した複数本の放熱チューブに分配し、且つ前記放熱チューブを一巡して来た温水を合流させて前記熱源機に戻すために、前記温水マットに付属して用いられる温水ヘッダーであって、この温水ヘッダーは、共に偏平な温水往き側ヘッダー要素と温水戻り側ヘッダー要素に分けられていること、前記両ヘッダー要素は、互いに裏面が平滑で、この反対側の中央には、温水往き側ヘッダー要素にあっては温水分配ポートが形成され、温水戻り側ヘッダー要素にあっては温水集合ポートが形成されていること、前記温水往き側ヘッダー要素の周囲には、前記温水分配ポートに連通している分配ポート温水入側口金と前記放熱チューブの温水入側が接続される複数個の分配ポート温水出側口金が外向きに形成され、前記温水戻り側ヘッダー要素の周囲には、前記温水往き側ヘッダー要素の各口金の位置と重ならない位置に、前記温水集合ポートに連通している集合ポート温水出側口金と前記放熱チューブの温水出側が接続される前記分配ポート温水出側口金と同数の集合ポート温水入側口金が外向きに形成されていること、前記温水往き側ヘッダー要素と温水戻り側ヘッダー要素とは、その平滑な裏面同士を互いに合体することによって一つの温水ヘッダーに構成することが可能であること、を特徴とする温水式床暖房装置用温水ヘッダー。
IPC (2件):
F24D3/10 ,  F24D19/02
FI (2件):
F24D3/10 N ,  F24D19/02 B
Fターム (2件):
3L070BC16 ,  3L073BC07

前のページに戻る