特許
J-GLOBAL ID:200903005148930527

回転機巻線の樹脂含浸監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒田 喜英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-198367
公開番号(公開出願番号):特開平10-028357
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】回転機巻線の絶縁コイルの樹脂含浸性の良否を、全含浸後の加熱硬化され完成された絶縁コイルの前の段階の樹脂含浸時に評価できる樹脂含浸監視方法を提供する。【解決手段】回転機本体3と、この回転機本体3の未含浸の絶縁テープ7をアルミバー6上に前記回転機本体3に巻回された層数以上巻回して絶縁層8を構成した含浸監視用絶縁コイル5とを樹脂含浸槽4内に一緒に設置して、含浸樹脂の含浸後に樹脂含浸層4より取り出した含浸監視用絶縁コイル5の絶縁層8aの絶縁テープ7aを巻き戻して、含浸樹脂11が浸透している絶縁テープ7aの巻回層数を目視確認して回転機本体3の絶縁コイル1の絶縁層8aの樹脂含浸性の良否を判定する。
請求項(抜粋):
未含浸の絶縁テープを素線導体束に所定層数巻回した絶縁コイルを鉄心スロット内に挿入して構成した回転機本体を含浸樹脂槽内に収納して、含浸樹脂を一体含浸し、その後前記樹脂含浸槽から取り出して加熱硬化してなる回転機巻線において、樹脂含浸される回転機本体と、この回転機本体に用いられる未含浸の絶縁テープを導体上に前記回転機本体に巻回された層数以上巻回して絶縁層を形成した含浸監視用絶縁コイルとを樹脂含浸槽内に併置して、含浸樹脂の含浸後に前記含浸監視用絶縁コイルの絶縁層の絶縁テープを巻き戻して、含浸樹脂が浸透している絶縁テープの巻回層数を確認して前記回転機本体の絶縁コイルの樹脂含浸性を判定することを特徴とする回転機巻線の樹脂含浸監視方法。

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