特許
J-GLOBAL ID:200903005152215204

トンネル覆工用エレメントによるトンネル工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214597
公開番号(公開出願番号):特開平7-062969
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 トンネルの壁体を構成するエレメントを地山に推進させる際、刃口に設ける鋤板の土砂の取り込み作用が確実に行えてエレメント間への残留土砂をほとんど無くすようにする。【構成】 エレメント1の刃口2先端に設けられ雌型継手7に係合する鋤板9の内面に、内側にせり出すテーパ面11、13を形成し、かつ鋤板9が雌型継手7内において側方に移動可能に設定し、エレメント1の推進に伴い、土砂が前記テーパ面11、13を押して常に鋤板9が既設エレメント1の側板5に密着するようにした。
請求項(抜粋):
地山に対し、長尺な矩形管状のトンネル覆工用エレメントを隣接させながら順に推進させて埋設することを繰り返してトンネル覆工体を構築するにあたり、前記エレメントにおけるエレメントを隣接させる一側面に、エレメントの長手方向に延びる雌型継手を設け、この雌型継手に、次に推進させるエレメントの刃口に一部が膨出した状態となるように設けた雄型継手を係合させてそのエレメントを地山に推進させていくトンネル工法において、前記刃口の前記雄型継手が設けられる他側面側の先端に、先端から後方に向かうにしたがいエレメント内方に漸次膨出するテーパ状で、前記雌型継手内において移動可能な状態で側方に収納される鋤板を着脱自在に設け、かつ、この鋤板の後方に前記雌型継手に係合する前記膨出部を有する雄型継手を設置し、これら鋤板および雄型を雌型継手内に収納した状態でエレメントを推進させることを特徴とするトンネル覆工用エレメントによるトンネル工法。

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