特許
J-GLOBAL ID:200903005155340867
内燃機関のバルブタイミング制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267701
公開番号(公開出願番号):特開平6-117348
出願日: 1992年10月06日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は吸気バルブの開弁タイミングを制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関し、点火タイミングの遅角制御時に発生するバックファイヤを防止することを目的とする。【構成】 点火タイミングが遅角制御されたら、吸気バルブ16の開弁タイミングを上死点前(BTDC)α°CAから上死点後(ATDC)γ°CAに遅角する。点火が遅角されると排気工程後も燃焼室28内に不完全燃焼ガスが残留するが(同図(B))、吸気バルブが閉じているためそのガスが吸気ポート14に逆流してバックファイヤを引き起こすことはない。その後、ピストン22が下降すると断熱膨張により燃焼室28内の温度及び圧力が低下し(同図(C),(D))、吸気バルブ16が開弁しても吸気ポート14内の燃料に引火することはない。
請求項(抜粋):
運転状態に基づいて点火タイミングを決定する点火タイミング制御装置を備える内燃機関の、吸気バルブの開弁タイミングを、可変バルブタイミング機構を制御することにより変更する内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記内燃機関の点火タイミングが、前記点火タイミング制御装置により遅角制御されているときに、前記内燃機関が排気工程から吸気工程への移行中であってピストンが上死点から下死点に達するまでの間に前記吸気バルブが開弁するように、前記可変バルブタイミング機構を制御する開弁タイミング設定手段を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (4件):
F02P 5/15
, F01L 1/34
, F02D 43/00 301
, F02D 43/00
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