特許
J-GLOBAL ID:200903005155355201

定着ローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺山 亨 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-187308
公開番号(公開出願番号):特開2002-006665
出願日: 2000年06月22日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】幅の狭いシート状媒体を連続通紙した後に幅の広いシート状媒体を通紙した場合に、非通紙部の昇温により通紙部領域と非通紙部領域とに大きな温度差が生じ、幅の広いシート状媒体に定着ムラやシワが発生したり、未定着トナー像の非通紙部領域に対応した部分のトナーが溶けすぎて定着ローラに付着し、シート状媒体の表面を汚す所謂ホットオフセットを生じる等の問題を解決すること。【解決手段】ヒータ1-1の定着ローラ2の軸心から偏心した位置の発熱部分(幅B)と遮蔽部材1-1とを互いに近接する第1の相対位置に位置させることができるので、狭幅用紙を定着する際に非通紙部(幅Bの領域)において通紙部(A)におけるよりもヒータ1-1からの放射をより大きい割合で遮蔽でき、非通紙部昇温を抑制あるいは緩和することができる。
請求項(抜粋):
未定着トナー画像を担持したシート状の記録媒体を定着ローラと加圧部材で挟圧し、上記定着ローラを回転させて上記記録媒体を搬送しつつ上記未定着トナー画像に熱と圧力とを加えて上記記録媒体に定着させる定着ローラであって、薄肉の中空シリンダ状の定着ローラ本体と、前記定着ローラ本体に内包され定着ローラ本体を長手方向に渡って加熱するヒータと、前記ヒータからの放射熱の一部を前記定着ローラ本体に届く前に遮蔽する遮蔽部材とを有し、前記ヒータは前記定着ローラの長手方向の狭幅シート状媒体が通過しない範囲について前記定着ローラの軸心から偏心した部位を発熱させ、前記狭幅シート状媒体が通過する範囲について定着ローラの軸心の位置で発熱させ、前記ヒータの前記定着ローラの軸心から偏心した位置の発熱部分と遮蔽部材とが、互いに近接する第1の相対位置と、その相対位置とは別の第2の相対位置との少なくとも2つの相対位置をとることを特徴とする定着ローラ。
IPC (2件):
G03G 15/20 103 ,  H05B 3/00 335
FI (2件):
G03G 15/20 103 ,  H05B 3/00 335
Fターム (9件):
2H033BA25 ,  2H033BA27 ,  2H033BB13 ,  2H033BB18 ,  2H033CA26 ,  3K058AA00 ,  3K058BA18 ,  3K058DA02 ,  3K058GA06

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