特許
J-GLOBAL ID:200903005171471084

血圧モニタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342099
公開番号(公開出願番号):特開平5-146413
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 生体の一部からカフにより測定された第1血圧値とその生体の一部より末梢側に位置する動脈から脈波センサにより検出された圧脈波との間の予め求められた関係から、実際の圧脈波に基づいて第2血圧値を連続的に算出する血圧モニタ装置において、第2血圧値の第1血圧値に対する負方向の測定誤差が許容限度を越える血圧領域においてもモニタされる第2血圧値の信頼性を好適に確保する。【構成】 ステップS7にてカフ降圧過程で橈骨動脈からの圧脈波発生時点における血流開始圧力Pstを検出するとともに、ステップS14にて第1血圧値SYS1 とPstとの圧力差αを算出し、ステップS23あるいはS26にて第2血圧値SYS2 が予め定められた値以下となって第2血圧値の第1血圧値に対する負方向の測定誤差が許容限度を越えると、ステップS24にて第2血圧値に圧力差αを加えて補正する。
請求項(抜粋):
生体の一部を圧迫する圧迫装置を有し、該圧迫装置の圧迫圧力を降圧させることにより該生体の第1血圧値を測定する第1血圧測定手段と、該生体の一部よりも末梢側に位置する動脈から発生する圧脈波を検出する脈波センサと、該第1血圧値と該圧脈波の大きさとの間の関係を求める関係決定手段と、該脈波センサにより逐次検出される圧脈波に基づいて該関係から第2血圧値を連続的に算出する第2血圧算出手段とを備えた血圧モニタ装置であって、前記圧迫圧力の降圧過程で前記脈波センサにより検出される圧脈波の発生時点における該圧迫圧力である血流開始圧力を検出する血流開始圧力検出手段と、前記第1血圧値のうちの最高血圧値と、該第1血圧値を測定するときの前記圧迫圧力の降圧過程で検出された前記血流開始圧力との間の圧力差を算出する圧力差算出手段と、前記第2血圧値が予め定められた値より小さくなったとき、該第2血圧値に前記圧力差を加えることにより該第2血圧値を補正する補正手段とを含むことを特徴とする血圧モニタ装置。
FI (3件):
A61B 5/02 337 E ,  A61B 5/02 337 B ,  A61B 5/02 337 M

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