特許
J-GLOBAL ID:200903005173808701

薄板溶接の溶接変形防止方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶 良之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-114352
公開番号(公開出願番号):特開平7-290269
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 角変形、縦曲がり、凸変形のみならず座屈変形を生じさせない溶接変形防止方法及びその装置を提供しようとするものである。【構成】 本発明は、金属薄板のT型又突き合わせの接合の際の溶接部6の両側前後で、ビード幅の2/√2倍以内の距離Aを表裏で挟むように拘束する拘束手段3、4と、溶接線6aが溶接直後5秒から60秒(区間B内)で雰囲気温度にまで下がるように溶接線6aを冷却する冷却手段7とを備えた装置を用い、溶接時に、拘束手段3、4が、金属薄板2の3次元的に変形することを防止するようにリブ1と金属薄板2の溶接点6bの両側前後を水平に拘束し、溶接後も、溶接点6b後方の拘束手段3、4が、溶接線6aの温度が雰囲気温度に下がるまで金属薄板2を拘束して、角変形及び縦曲がりを適切に拘束して防止する。この間、同時に、溶接点6b後方の冷却手段7が、溶接直後の溶接線6aを冷却して、急速に溶接線6aを雰囲気温度に下げ、座屈を防止する溶接変形防止方法及び装置である。
請求項(抜粋):
金属薄板のT型又は突き合わせ接合の際、溶接仕上がり後に溶接線に直交する断面における前記金属薄板の水平を保つように、前記溶接部の両側で前記金属薄板を挟んで拘束しつつ溶接し、溶接直後も溶接線温度が雰囲気温度に降下するまで継続して前記拘束を行うことを特徴とする溶接変形防止方法。
IPC (5件):
B23K 31/00 ,  B23K 9/23 ,  B23K 37/04 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/00

前のページに戻る