特許
J-GLOBAL ID:200903005178234126
多孔性基材、膜-電極接合体、および燃料電池
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-362518
公開番号(公開出願番号):特開2007-165204
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】 耐久性が高く且つプロトン伝導性の高い細孔充填型電解質膜を構成し得る多孔質基材を提供し、延いては、プロトン伝導性が高く劣化し難い膜-電極接合体および発電能力が高く長寿命の燃料電池を提供する。【解決手段】 多孔性基材22には、0.03〜0.3(μm)の細孔径の細孔34,36と、0.5〜15(μm)細孔径の細孔32とが厚み方向において分離して設けられていることから、これらが互いに接続された細孔は、その連通経路上に上記2種の細孔32〜36を共に備えたものとなる。そのため、相対的に小径の細孔34,36はプロトン伝導性高分子24の膨潤抑制に寄与し、相対的に大径の細孔32はプロトン伝導性の向上に寄与することから、それら2種の細孔32〜36が互いに連通させられた連通細孔は、両特性を兼ね備えたものとなる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
厚み方向に貫通する多数の連通細孔を備え且つその細孔内にプロトン伝導性材料を充填して固体電解質膜を構成するために用いられる多孔性基材であって、
log微分細孔容積を表す曲線が所定の第1細孔径範囲に亘る第1凸曲線部と、その第1凸曲線部よりも大径側の所定の第2細孔径範囲に亘る第2凸曲線部とを含む細孔径分布を備え、前記多数の連通細孔の少なくとも一部は、前記第1細孔径範囲内の細孔径を有する部分と前記第2細孔径範囲内の細孔径を有する部分とを連通経路上に共に備えたことを特徴とする多孔性基材。
IPC (2件):
FI (3件):
H01M8/02 P
, H01M8/02 E
, H01M8/10
Fターム (7件):
5G301CA30
, 5G301CD01
, 5H026AA06
, 5H026CX04
, 5H026EE18
, 5H026HH03
, 5H026HH04
引用特許:
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