特許
J-GLOBAL ID:200903005180857840

積層型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291422
公開番号(公開出願番号):特開平6-137713
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 熱交換器の前後の幅を狭くしても圧損の問題が生ぜずしかも熱交換性能に優れた積層型熱交換器を提供する。【構成】 多数の中間プレート2 と、表裏一対の流体導入路形成用プレート4,5と、表裏一対の流体排出路形成用プレート6,7 とを備えている。各中間プレート2 は、片面上半部に、U字状の第1流体流路形成用凹部8 およびこれより深くかつこれの両端に連なる前後一対の上側ヘッダ形成用凹部9 を有し、同下半部に、逆U字状の第2流体流路形成用凹部10およびこれより深くかつこれの両端に連なる前後一対の下側ヘッダ形成用凹部11を有している。そして、すべてのプレート2,4,5,6,7 が重ね合わせられて、上側の第1流体流路17および下側の第2流体流路18が形成されている。
請求項(抜粋):
層状に重ね合わせられた多数の中間プレート(2) と、その重ね合わせ方向の一端に重ね合わせられた表裏一対の流体導入路形成用プレート(4)(5)と、同他端に重ね合わせられた表裏一対の流体排出路形成用プレート(6)(7)(41)(42)とを備え、各中間プレート(2) は、片面上半部に、U字状の第1流体流路形成用凹部(8) およびこれより深くかつこれの両端に連なる前後一対の上側ヘッダ形成用凹部(9)(9)を有し、同下半部に、逆U字状の第2流体流路形成用凹部(10)およびこれより深くかつこれの両端に連なる前後一対の下側ヘッダ形成用凹部(11)(11)を有し、これらの中間プレート(2) が隣り合うもの同志相互に凹部(8)(9)(10)(11)を対向させた状態に重ね合わせられて接合され、かつ層状に重ね合わせられた多数の中間プレート(2) のうちの所要の中間プレート(2) の前後両方の上側ヘッダ形成用凹部(9) のいずれか一方の底壁が塞がれ、同他方の底壁に流体通過孔(12)があけられるとともに、残りの中間プレート(2) の両方の上側ヘッダ形成用凹部(9)(9)の底壁に流体通過孔(12)があけられて、並列状の上側偏平管部(13)(43)および各上側偏平管部(13)(43)に連なる前後一対の上側ヘッダ部(15)(15)(45)(45)が形成され、これらの上側偏平管部(13)(43)および上側ヘッダ部(15)(15)(45)(45)により上側の第1流体流路(17)が形成され、層状に重ね合わせられた多数の中間プレート(2) のうちの所要の中間プレート(2) の前後両方の下側ヘッダ形成用凹部(11)のいずれか一方の底壁が塞がれ、同他方の底壁に流体通過孔(12)があけられるとともに、残りの中間プレート(2) の両方の下側ヘッダ形成用凹部(11)(11)の底壁に流体通過孔(12)があけられて、並列状の下側偏平管部(14)(44)および各下側偏平管部(14)(44)に連なる前後一対の下側ヘッダ部(16)(16)(46)(46)が形成され、これらの下側偏平管部(14)(44)および下側ヘッダ部(16)(16)(46)(46)により下側の第2流体流路(18)が形成され、表側の流体導入路形成用プレート(4) に分岐流路形成用凹部(25)が設けられ、この表側の流体導入路形成用プレート(4) に略平坦な裏側の流体導入路形成用プレート(5) が重ね合わせられることにより分岐流路(21)が形成され、分岐流路(21)の分岐点には流体導入口(19)が設けられるとともに、裏側の流体導入路形成用プレート(5) に分岐流路(21)の2つの先端部に対応するようにそれぞれ貫通孔(23)があけられ、表側の流体排出路形成用プレート(6)(41) に合流流路形成用凹部(26)(52)が設けられ、この表側の流体排出路形成用プレート(6)(41) に略平坦な裏側の流体排出路形成用プレート(7)(42) が重ね合わせられることにより合流流路(22)(50)が形成され、合流流路(22)(50)の合流点には流体排出口(20)(49)が設けられるとともに、裏側の流体排出路形成用プレート(7)(42) の合流流路(22)(50)の2つの基端部に対応するようにそれぞれ貫通孔(24)(51)があけられている積層型熱交換器。

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