特許
J-GLOBAL ID:200903005183081745

冷凍サイクル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029728
公開番号(公開出願番号):特開平5-223358
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 構成を簡単にするとともに、冷房負荷に応じて最適な過冷却度をとって冷凍サイクルの冷凍能力を向上させる。【構成】 コンプレッサ1、コンデンサ2、電子式膨張弁3及びエバポレータ4が配管5によって順に接続される。エバポレータ4の出口付近には膨張弁3から噴出されるガス冷媒の圧力および温度を検出して過熱度を検出する圧力センサ6及び温度センサ7が配置される。さらに、膨張弁3の入口付近には冷房負荷を検出する流量センサ12が配置される。前記各センサ6,7,12は制御回路8に接続される。そして、制御回路8は膨張弁3の開度を制御して、冷房負荷が大きいときにはエバポレータ4内の冷媒の量を少なくするとともに、コンデンサ2内の冷媒の量を多くして、過冷却度を大きくとるようにする。又、冷房負荷が小さいときには、上記とは逆に作用して、過冷却度を小さくとるようにする。
請求項(抜粋):
ガス冷媒を圧縮するコンプレッサ、圧縮されたガス冷媒を凝縮するコンデンサ、凝縮された冷媒を減圧する減圧手段、及び減圧された冷媒を蒸発させるエバポレータが順に接続される冷凍サイクルであって、前記エバポレータから排出されるガス冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段と、前記冷凍サイクルの冷房負荷を検出する冷房負荷検出手段と、前記過熱度検出手段の検出値と前記冷房負荷検出手段の検出値とに基づき、前記減圧手段の冷媒通路の開度を調節して、過熱度を維持した状態でコンデンサ内において最適な過冷却度をとるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする冷凍サイクル制御装置。

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