特許
J-GLOBAL ID:200903005190511372

画像処理装置におけるしきい値設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096849
公開番号(公開出願番号):特開平7-270136
出願日: 1994年03月29日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 CCDカメラの取り込む背景画像の明るさに応じて各画素ごとにしきい値を設定するしきい値設定方法を提供する。【構成】 CCDカメラ3の画像を構成する各画素のしきい値をねじ4が通過する際の背景画像の明るさに応じて変化させて設定するように構成しているため、ねじ4が通過する背景画像に照明むらがあっても、その明るさに応じたしきい値を設定でき、耐ノイズ性を全画素ほぼ一定にできる。また、透過光をCCDカメラ3が受ける場合に、ねじ4の頭部形状による光の回折や反射によりねじが実際よりも小さく認識されるが、これを耐ノイズ性を低下させることなく、実際の形状にできる限り近づけることができる。さらに、CRT表示部14上で任意の領域を設定してその領域内の画素のしきい値を変更するように構成しているため、ねじの頭部形状の検査に不要な部分の画像の排除が簡単に行うことができる。
請求項(抜粋):
光源からの光を受ける部品の移動路に対してCCDカメラを配置し、部品がCCDカメラの前方に位置すると、CCDカメラの画像を構成する各画素の電圧値とあらかじめ設定されたしきい値とを比較して部品の形状を二値化データとして認識してこの二値化データに基づいてCRT表示部に部品の形状を表示する画像処理装置において、光源作動時の部品がない状態でCCDカメラの各画素の電圧値を画像の輝度値に変換して一時記憶し、各画素ごとにその周囲領域内にある画素の輝度値に応じて自身のしきい値を変更することを特徴とするしきい値設定方法。
IPC (3件):
G01B 11/24 ,  G06T 5/00 ,  G06T 7/60
FI (2件):
G06F 15/68 320 Z ,  G06F 15/70 350 M

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