特許
J-GLOBAL ID:200903005194257713

残ガス排出機構付きのエアゾール式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211102
公開番号(公開出願番号):特開平9-040046
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 ヘッド押下げタイプのエアゾール式液体噴出容器において、収納液体がなくなった後における、缶内残存ガスを排出する簡易な機構を設けた。【解決手段】 缶本体1上部へ直接に、又は間接に嵌合させた合成樹脂製のカバーキャップ10の頂壁12を上方へ半球面状に起立させ、かつ該頂壁外周部に肉薄ヒンジ部13を周設して頂壁12を下方へ押下げることで該頂壁が弾性反転可能に形成し、該弾性反転で押下げヘッド4が頂壁中央部で押下げられてステム2下端の吐出弁が開弁可能とし、又カバーキャップ一部にガス排出孔14を穿設した。
請求項(抜粋):
缶頂壁中央部を貫通して上方付勢状態で起立する、ステム2上端にノズル3付き押下げヘッド4を嵌合させ、該ヘッド押下げによるステムの下降で該ステム下端の吐出弁が開いて缶内液体がノズル3から噴出するエアゾール式液体噴出容器において、上記缶本体1上部へ、直接ないし間接に、凹凸の係合手段を介して着脱自在に嵌合させた合成樹脂製カバーキャップ10の頂壁12を、半球面状に上方突出させると共に、該頂壁外周部に肉薄ヒンジ部13を周設して該肉薄ヒンジ13を中心として頂壁12を下方突出状態に弾性反転可能となし、該弾性反転時においては、頂壁中心部の下面が押下げヘッド4を介して吐出弁開弁位置までステム2を押下げ可能となし、又カバーキャップ10の頂壁12ないし周壁11の一部にガス排出孔14を穿設したことを特徴とする残ガス排出機構付きのエアゾール式液体噴出容器。

前のページに戻る